富山の宿に泊まり、二日目は福井の永平寺をめざします。
北陸自動車道は、さほど車も多くなく、日本海を時折見ながらの快適なドライブ。
黒部宇奈月で地元の方が「こんなに晴れることはあまりない。」とおっしゃっていましたが、
夜明けまで雨が降っていたのに、本日も快晴。
日頃の行ないが良いのか・・・。
東京駅から北陸新幹線を利用すると、「北陸」に旅行に行くというイメージでしたが、
この道路を進めば、岐阜・滋賀・京都の方なんだ・・・と、
あらためて自分の方向感覚の悪さに苦笑。
関西ナンバーの車がいっぱい走っているはずだ・・。納得。
永平寺は曹洞宗の大本山です。道元禅師が開創したもの。
門を入ると、やはり気が引き締まる思いです。
観光というよりは拝観といったところです。
建物の中に入ると、修行僧の方が毎日磨き上げているのでしょう、
塵やホコリのない廊下や階段が印象的です。
傘松閣大広間の天井に広がる230枚の日本画は、
それぞれの花や動物の種類に見飽きることがありません。
七堂伽藍を見学するのですが、歴史を感じる建物とともに、
外廊下に出れば、緑と紅葉の入り混じる木々の美しさ。
心が洗われるひとときとなりました。
永平寺をあとにし、山道をしばらく走り山代温泉へ。
魯山人寓居跡の「いろは草庵」に。
まだ無名だった頃、ここで刻字看板を作っていたとのこと。
当時を偲ぶ仕事部屋などが見られました。
本日は、片山津温泉へ。
家族より、柴は変わらずにいるとのこと。ほっとします。
北陸旅行2
2016.11.11
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