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便座のふたを修理してみました

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一年近くブログを更新せず、

久々のタイトルがこれでいいのかとも思いますが。
ここ数か月の世界中のいろいろな変化。
今年の初めにも、まさかこの夏がこんな状態になっているとは、
想像もしていませんでした。
もちろん、自然災害もどこかでは覚悟はしている。
それでも、当たり前に過ぎていた日常。
行きたい場所に行き、会いたい人に会う。
お酒を酌み交わしながらの、とりとめのない話や笑い。
叶わなくなってから知る当たり前の大切さ。
わかっているつもりになっていたけれど、
毎日が無事に過ぎていくことに、もっと感謝せねば。
このコロナ禍で、どれだけの人たちが、
どれほどの苦労をしているかと
自分の想像の域をはるかに超えていると思われます。
報道で受け取る様々な情報からは見えてこないところ。
ネットも含め、正しいことが何なのか、
今に限ったことではないけれど、自分で考え、
行動していく以外にないと思っている今日この頃。
それでもです。
コロナ禍であろうが、日常の些末な事態は、
当たり前ですが自分で一つ一つ解決していかねばならないわけです。
我が家のトイレの便座のふたが、突然、「ゆっくり」閉まらなくなった。
そんなちっぽけなことですが、対処が必要です。
最新の、前に立ったら自動で開く機能はついていません。
ソフト閉止の機能で、手でちょっと押すとゆっくりと下りていくタイプ。
TOTO製のウォシュレットですが、ほぼ14年使用。
なので、長くその機能の恩恵を受けて、勝手に手が動く。
突然バタンと落ちて閉まるようになっていることを、
意識するより先に手が動く。バタン!
「あっいけない!」となるアホさ。
とにかく修理せねばと、まずはTOTOメンテナンスに電話。
今まで、必要ならお客様相談センターにまわしてもらい、
自分でできることを含めて、そこからいろいろアドバイスをもらってきたので。
今回の回答は、10年を過ぎてしまった製品のため部品が無いとのこと。
あらま。
互換性のある物は無いかと聞いても、無いとのお返事。
まぁ、考えてみればウォシュレットは便器と違い電化製品。
寿命がくれば交換しないといけない品物。
メーカーが、推奨しないのもうなずける。
とはいえ、他の機能は全く壊れていないのに、
ふただけバタンと閉まるだけで全部の新規交換は
ちょっと悔しい。
そして、ネットを調べてみると、
我が家の古いウォシュレットの「便ふた閉止ユニット」なる物を見つけました。
メーカーでは推奨していないのでしょうが、
他の機種にも使っているこの部品には、互換性があるらしい。
ネットで、送料含めて1600円ちょっと。
これで直れば嬉しい。
注文してから数日で届いて、早速交換してみる。
親切に交換の説明書も付いているけれど、
ド素人としては、本当に直るのかは、やってみなければわからない。
なんせ、メーカーからは「もう無い」といわれた部品。
まず便座とふたを便器から外し、さらにふたも外す。
覗き込むと、ユニットを交換できるビスがどうにか見えた。
プラスドライバーではずし、壊れたユニットを引き抜く。
おぉ、取れた!取ってみると今届いた部品とほぼほぼ同じ。
ここでやっと、いけそうな気がしてきた。
送られてきた部品はしっかりはまりました。
ビスで止め、便座とふたを元の通りに戻す。
さて、ゆっくり閉まるか???
やりました!!ふたはゆ~っくりと音も無く閉まりました。
部品が新しくなったぶん、今までよりスローな感じ。
TOTOへの電話の時、
メーカーとしてはすでに部品は無いと「お答えする以外にない」とのこと。
推奨の通り、ウォシュレット交換が一番安全だと思われます。
今回は、自分自身の判断で、部品を見つけ交換しました。
「便座」のソフト閉止ユニットが別にあることもわかったので、
我が家の二つのトイレは、あと3つの「もうすぐ寿命」
の部品があるということが判明。とほほ。
決して推奨はできませんが、
まぁ、でも綺麗に使って、部品交換で寿命を延ばし、
大切にするのもまた一つの判断かなと思った次第です。
自分で直したら、なんだか便座のふたとはいえ、
不思議なもので、愛おしい気持ちになりました。
本当に些末な日常の一コマでした。

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