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大相撲名古屋場所2019 10日目 鶴竜10連勝単独トップ 白鵬が1敗で追う

大相撲名古屋場所 10日目
早くも中盤戦最後の日。
中入り後の取り組み。
7勝2敗の照強は千代丸との一番。
照強が立ち合い低く入ると、千代丸の突き押しがうまく当たらず。
かわされた千代丸は土俵際照強の押しにこらえられず。
押し出しで照強が勝ち、10日目での勝ち越しを決めました。
幕内3場所目で初めての勝ち越しです。
6勝3敗の炎鵬は錦木との一番。
80㎏差は土俵の上で明らか。
二回待ったの後、立ち合いからまた低く入った炎鵬。
右前まわしを取って頭をつけ、出し投げからの寄り切り。
炎鵬はこれで7勝目。錦木は7敗目。
琴勇輝が大翔鵬を一気に突き押し。
突き出して勝って7勝目です。
7勝2敗で元気な妙義龍は松鳳山との一番。
二回の待ったの後の立ち合い。
妙義龍が上手を取りに行きましたが取れず、
しかしそのまま前に出ながら右を入れて一気に押し出し。
勝ち越しを決めました。
7勝2敗の友風は貴源治との一番。
友風が右よつ左上手からの上手投げ。
10日目で13場所連続の勝ち越しです。
遠藤と琴奨菊の相撲が見ごたえがありました。
当たりあってからすぐに左よつ。
がぶって寄る琴奨菊に土俵際残す遠藤。
何度もがぶり寄りを見せますがこらえる遠藤。
巻き替えてもろ差しになる遠藤に、出る琴奨菊。
またも残す遠藤、右よつがっぷりで左上手を取ります。
動きが止まった両者に大歓声。
巻替えにいった琴奨菊にすかさず上手出し投げで遠藤の勝ち。
両者五分の星に。
4勝5敗同士の阿炎と朝乃山は、
阿炎の引き落としに軍配、五分の星に。
朝乃山は4勝6敗。
北勝富士が竜電を押し出しで破り、
4日目からの7連勝です。
竜電新三役で7敗目。
御嶽海と大栄翔の一番は、
立ち合い激しい当たり合いから、
大栄翔の突き押しに御嶽海は少し引く。
突き押しの激しい攻防でしたが、
大栄翔の突き押しが勝りました。
大栄翔が突き出しで5勝目。
御嶽海は6勝4敗に。
昨日の相撲を見ると、ほとんど左腕が使えていない高安。
今日は明生との一番。
立ち合い、少し右に動いて上手を取りに行った高安。
しかし取れず、おっつけ、突き放しで攻める。
最後は差して寄り切り、高安勝ち越しを決めました。
しかし左腕はやはり使えなそう。
逸ノ城に水をつける時にも片手の高安。
痛みをこらえて相撲を取っている様子です。
全勝の鶴竜は、昨日白鵬に土をつけた逸ノ城との一番。
立ち合い当たってから右よつ、その後もろ差しになる鶴竜。
その後、逸ノ城巻替えにくるところを、出し投げでくずし、
最後は寄り切って鶴竜の勝ち。
鶴竜10連勝で単独トップを守っています。
逸ノ城は6勝4敗。
結びは昨日1敗となった白鵬と玉鷲の一番。
立ち合い、白鵬のすごい音のする張り差し。
玉鷲はほぼ何もできずに土俵の外へ。
白鵬も1敗を守りました。
全勝鶴竜。
1敗で追う白鵬。
8勝2敗が高安、妙義龍、友風、照強。
十両は8勝2敗で剣翔が単独トップ。
7勝3敗で、大奄美、旭大星、貴ノ富士、一山本が追っています。
あすからの終盤戦、残り5日間。
優勝の行方はいかに。

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