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北陸旅行3と柴の出迎え

北陸旅行の最終日。
片山津温泉から、金沢へ。
北陸自動車道は混雑もなく、またも快適なドライブです。
よく晴れていて、予報によると次の日からはずっと雨や曇りとのことだったので、
本当にラッキーな三日間だったよう。
金沢市内、街中も色づく木々を見ながらの散策です。
兼六園や、ひがし茶屋街など、以前訪ねた主たる観光地は今回は行かずに、
まずは、金沢21世紀美術館へ。
美術館の展示というよりは、建物の見学が主な目的。
開館10年を経ていますが、円形の建物はきれいに保たれて、シンプルで美しい。
いろいろなところに工夫のあとが見受けられます。
その後、徒歩にて長町武家屋敷跡を散策。
江戸時代の武士の生活を想像し、
はるか昔のこの場所に思いを馳せながらゆったりと歩く。
なんとも不思議な気持ちになるものです。
次に少し足を延ばして、活気のある近江町市場をぶらぶらと。
あっという間に昼を過ぎ、帰りの新幹線の時間が近づいてきました。
新鮮な海鮮丼を食べ、お土産も買い、大満足の旅は帰途の北陸新幹線へ。
さて、帰宅すると、家族はまだ留守。
柴が出迎えてくれました。若い頃は、家族の帰宅が嬉しすぎて興奮し、
「うれしょん」をしたりしたものですが、今は出迎えも落ち着いたもの。
「どこか行ってたの?しばらく見なかったけど。」という感じで寄って来て、
少しの間、近くで嬉しそうにはしてくれたものの、それがすむと、
よっこいしょ・・と、また元いたところに戻っていきました。
あっさりしていますが、そこがまたなんとも愛おしい。
安心して、また寝てしまうところが、
「この人たちは必ず帰ってくると信じてるけど、やっぱり帰ってきた」
と信頼されているように思える、飼い主バカぶりです。

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