大相撲春場所三日目。
昨日四人の横綱がそろって勝ちましたが、なんと26年ぶりとのことです。
四横綱というのがそうしょっちゅうあるわけではないので、
当たり前といえば当たり前かもしれませんが、
横綱といえども、やはり全員安泰というのは、
なかなかの難しさなのですね。
そして、今日。
やはり全員安泰は二日と続きませんでした。
横綱戦。今日は鶴竜対勢から。
粘る勢をしっかり寄り切った鶴竜。調子は上向いているような気がします。
二人目は白鵬。
相手は豪風。豪風が善戦するも、白鵬は落ち着いた横綱相撲で寄り切り。
結び前、稀勢の里は地力をつけてきている貴ノ岩との取組。
稀勢の里は少しバタバタしたようにも見えましたが、実は攻め続けていて、
結局は危なげなく白星。堂々とした新横綱であります。
ここまで横綱三人白星でした・・が。
結びは、日馬富士と蒼国来。
先場所大活躍で技能賞をもらった蒼国来が、土俵をうまく使って日馬富士に勝利。
蒼国来にとっては、初の結びの一番が初金星となりました。
勝ち名乗りで、座布団が舞うのも初めてのことだったでしょう。
以上が本日の横綱戦でした。
大関陣はといえば、豪栄道は立ち合いも攻めも良かったように思いましたが、
正代の土俵際のすくい投げに屈し、2敗目。
照ノ富士は松鳳山をやぶり、3勝目をあげました。
大関復活の10勝をめざす琴奨菊は、好調の高安に負けて一敗。
高安は3連勝です。
両者とも、大事な場所になりそうです。
さてと、またまた明日も楽しみです。
大相撲春場所。今日の横綱は?
2017.03.14