昨日5月3日は、横綱審議委員会の稽古総見がおこなわれました。
両国国技館にて、一般無料公開だったため、
8000人近くのファンが訪れたとのこと。
春巡業を休んでいた横綱稀勢の里は欠席でした。
やはり、まだ総見の土俵で稽古ができるほどの回復には、
至ってないということでしょう。
あと10日ばかりで本場所の初日を迎えるので、
ケガの回復に関しては不安要素を残しています。
ただ、報道にもあるように、
稀勢の里は前日に田子ノ浦親方に欠席を伝えたものの、
親方も相撲協会に正式な欠席の連絡をし忘れたとのことで、
「無断欠席か」ということになってしまったようです。
開場時間が早朝7時、7時半から稽古総見が行われるため、
前日から徹夜で並んだファンもいたとのこと。
春巡業は休んだものの、総見では稀勢の里が見られると思った人も
多かったようで・・。
誰しも、本場所に向けて稀勢の里がケガを治し、
四人の横綱で充実した土俵を・・と思っているわけですから、
欠席はやむを得ないとは思いますが、連絡不行き届きはまずかったでしょうね。
白鵬は、ケガからの順調な回復を見せているらしく、
動きは悪くなかったようです。
国技館で、本場所とは違った稽古の様子を見られるのは、
初日からの活躍を占う上でも、おもしろく、貴重なことですね。
写真やビデオ撮影も、自席からはもちろんOKなので、
じっくり研究するのもよし。
初日まであと10日あまりとなりにけり。
稽古総見、稀勢の里は欠席。
2017.05.04