大相撲五月場所中日8日目。日馬富士、白鵬全勝で折り返し。高安1敗で続く。稀勢の里2敗守る。

大相撲五月場所（夏場所）8日目
ここのところの上位陣安定の中、中日となりました。
全勝の白鵬は琴奨菊との一番。
立ち合い、白鵬が上手を素早く取り、すかさず出し投げ。
琴奨菊はあっという間に土俵の上に投げ出されてしまいました。
白鵬は中日で全勝勝ち越し。安定しています。
琴奨菊は7敗目。
同じく全勝の日馬富士は千代翔馬との初顔合わせ。
日馬富士、立ち合い低く強いあたり。
一気に攻めて、千代翔馬を吹っ飛ばしました。
押し出しで日馬富士勝って、中日全勝勝ち越し。強い。
千代翔馬は7敗。
2敗を守っている稀勢の里は碧山との一番。
稀勢の里、立ち合い張って左が入る。
右上手を取って攻め、碧山を土俵際まで追いつめますが、碧山がねばります。
重い碧山なので、時間はかかりましたが寄り切って稀勢の里の勝ち。
稀勢の里、2敗を守りました。
大関照ノ富士は御嶽海と。
御嶽海を豪快なきめ出しでやぶりました。
御嶽海が浮き上がるほどのきめ方で、快勝。2敗を守っています。
4連勝中の大関豪栄道は遠藤との一番。
立ち合い遠藤の方が低く頭で当たりました。
その後の攻めも遠藤に分があり、豪栄道はひいてしまい土俵際へ、
一度は回り込んで残したものの、遠藤はついていき寄り切りで勝ち。
豪栄道は3敗目。
遠藤は一横綱二大関に勝って、3勝5敗。
一人１敗で続く高安は嘉風との対戦。
今までの対戦成績は8勝8敗の五分ですが、先場所先々場所は嘉風が勝っていました。
今日は、立ち合い高安がかちあげで嘉風は体が起きてしまいました。
攻めのつきも強く、その後のはたき込みがうまく功を奏しました。
豪快な相撲で高安の勝ち。1敗を守りました。
嘉風は今日は何もできず、4勝4敗の五分となりました。
玉鷲は隠岐の海に一気の攻めで4連勝。強いです。6勝2敗。
全勝は横綱二人、日馬富士と白鵬。
１敗は高安。
昨日まで13人いた2敗力士は、今日で9人に。
稀勢の里・照ノ富士・玉鷲・正代・北勝富士・輝・栃ノ心・宇良・大翔丸。
2敗の平幕力士もいい相撲を見せてくれました。
十両は昨日まで一人１敗だった誉富士が2敗になりましたが単独トップ。
明日は、日馬富士は好調の関脇玉鷲、白鵬は碧山、稀勢の里は栃煌山。
照ノ富士と豪栄道の大関対決。
高安は千代の国と。
後半の7日間も毎日目が離せない取組が続きそうです。