大相撲五月場所13日目。高安、日馬富士を叩き込む！白鵬は全勝守る。星の差2つに。

大相撲五月場所（夏場所）13日目
今日を入れてあと3日。
さて、今日は・・。
1敗で全勝の白鵬を追う日馬富士と昨日10勝目をあげた高安との一番。
日馬富士は優勝に向けて、高安は優勝と大関昇進に向けて、大事な一番です。
立ち合いは、高安がはり差しで早い上手。
日馬富士は低い体勢、一度は高安が土俵際まで追い詰められましたが、
攻めきれなかった日馬富士をはたき込んで高安の勝ち。
これで日馬富士、高安ともに2敗に。
歓声がすごく、久々に座布団の舞う国技館。
日馬富士は一歩後退。
高安は大関昇進に、大きな大きな勝ち星となりました。
そして全勝単独トップの白鵬は玉鷲との一番。
2回呼吸が合わず、3回目の立ち合い。
白鵬が張って少し左に動き攻める。
すかさず左上手をがっちり、寄り切って白鵬の勝ち。
13戦全勝、単独トップ。
日馬富士が負けたので、1敗はいなくなり、星二つの差となりました。
2敗の照ノ富士。昨日は取組後、かなり膝の具合が悪そうでしたが、
今日は栃煌山との一番。
立ち合いから照ノ富士はまわしがなかなか取れずに、両者の攻防。
途中栃煌山の方が低く、照ノ富士体が起きてしまったような場面もありましたが、
抱え込んだあと、小手投げで照ノ富士の勝ち。
これで11勝2敗で、優勝争いの中にいます。
膝の状態は、今日見た限りでは、相撲を取れているようで一安心。
勝ち越しまであと一番の豪栄道は宝富士との取組。
豪栄道は立ち合い頭から当たっていきましたが、
なかなか自分の形になれずに手こずりましたが、
攻め続けた豪栄道、寄り切りの勝ち。
これでカド番は脱出。
あと2日間、勝ちを一つでも積み上げたいところです。
平幕で2敗だった宇良は、今日は勢に叩き込みで敗れ3敗に。
これで全勝が白鵬・・変わらず。
1敗がいなくなって、
2敗に日馬富士、照ノ富士、高安の3人。
星の差、2つ。
十両は、4敗が1人もいなくなりました。
8勝5敗が7人です。
あと2日なので、優勝は10勝ということに。
7人のうち、誰が抜けるのでしょうか。
決定戦の可能性も高いか・・。
明日は日馬富士が結びで豪栄道と。
日馬富士、もう負けるわけにはいきません。
白鵬は照ノ富士と。
白鵬が勝てば、明日で優勝が決まります。
照ノ富士は自分自身の優勝、日馬富士の援護射撃と、
両方の意味合いでぜひとも勝ちたいところでしょう。
高安は正代と。
さてさて14日目・・どうなりますか。