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大相撲名古屋場所14日目 優勝は明日千秋楽に持ち越し。

大相撲名古屋場所 14日目
13日目の昨日、とうとう白鵬が
通算歴代単独1位の記録を打ち立て、
ここから先はどこまで記録を伸ばしていくのか、
前人未踏の挑戦が続いていくことになります。
さて、今日を入れて2日間。
どんな取り組みになったでしょうか。
結びの一番は日馬富士対高安。
日馬富士は今日勝って、明日の千秋楽を迎えたいものです。
高安は新大関の場所、ここまで8勝5敗。
ぜひとも、あと2番勝ちたいところです。
立ち合い、日馬富士は右に少し動きながら
高安の腕を取って攻め、とったりで日馬富士の勝ち。
高安、力強さ、元気がありません。
日馬富士は11勝目で、明日白鵬との一番に臨みます。
高安は4連敗で8勝6敗となりました。
白鵬は豪栄道との一番。
ここ最近は白鵬の8連勝中。
今までの対戦成績も白鵬の34勝6敗。
豪栄道は今日まで7勝6敗なので、ぜひとも勝ち越しを決めたいところ。
立ち合い、激しく張ってかちあげていく白鵬に、
豪栄道はほぼ何もできず。
はたき込みで白鵬の勝ち。
白鵬は13勝目。
豪栄道は7勝7敗で、千秋楽に勝ち越しをかけます。
10勝3敗の栃煌山と御嶽海との一番。
立ち合いから、栃煌山が終始いい攻めを見せて、
御嶽海を寄り切りました。
栃煌山は11勝目。
御嶽海は3連敗で8勝6敗となりました。
6勝7敗どうしの玉鷲と宇良の一番。
宇良はやはり膝の状態が悪いらしく、本来の相撲が取れません。
玉鷲のはたき込みに屈しました。
玉鷲は、千秋楽に勝ち越しをかけます。
宇良は活躍しながらも、残念ながら負け越し。
琴奨菊は栃ノ心との一番に敗れ、負け越し。
栃ノ心はいい相撲で9勝目。
嘉風と阿武咲は、初顔の一番。
立ち合い突き放してから、阿武咲が左をさし、
前に出ながら攻め続け、寄り切りました。
ベテランの嘉風に対して、堂々としたいい相撲で、
阿武咲は10勝目。この位置で二桁の勝ち星はたいしたものです。
嘉風は9勝5敗になりました。
2敗の碧山は豪風との一番。
これまでの対戦成績は、碧山の12勝5敗。
立ち合いから、碧山はもろ手つき、素早く豪風をつかまえて、
一気に出て押し出し。
1敗を守りました。
明日は嘉風との対戦となります。
貴景勝・貴ノ岩・北勝富士・千代丸・松鳳山・千代の国が、
気迫がこもっていい相撲。見ごたえがありました。
14日目にして、優勝争いは
1敗の白鵬、2敗の碧山に絞られました。
十両は、単独トップだった朝乃山が勝ち11勝3敗に。
4敗で、魁聖・豊山・大奄美が追いかけます。
さて、明日の千秋楽まで、優勝はわからなくなりました。
白鵬有利とはいえ、あすは横綱対決。
日馬富士もずっと気迫のこもったいい相撲を取り続けていますし、
意地もあることでしょう。
碧山も元気で、明日の嘉風戦、どうなるかわかりません。
結びの一番まで、ハラハラすることになるかもしれません。

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