MENU

今日の一番 「腫れた目で頑張る松鳳山」 大相撲9月場所2日目 けが人続出

大相撲9月場所 2日目
ケガ人が何人も出て、この後の不安の残る2日目となりました。
宇良と貴景勝との一番で、宇良が先場所痛めた右ひざあたりを、
再び痛めました。
貴景勝の突き倒しに敗れましたが、土俵際で倒された後、
土俵の下から足が動かせず上がれない状態。
抱えられながら花道へ、そして用意された車いすで下がっていきました。
「はずれた」というようなことを話していたようで、
やはり膝の負傷でしょうか。
先場所は、痛めながらも土俵に上がり続けましたが、
見ていた感じだと、3日目の出場が危ぶまれます。
大きなケガでないことを祈ります。
そして、昨日白星発進の高安は玉鷲との一番。
この一年の対戦成績は1勝4敗と分が悪い高安。
立ち合い、玉鷲が頭から当たり、おっつけて一気に前に出て、
土俵際で高安が粘りましたが、土俵を割りました。
勝負がついた後、玉鷲が足を痛めたようにすぐに立ち上がれず、
足をひきずるようにして、勝ち名乗り。
VTRで流れましたが、右足首が内側にぐねっとかえったような感じに見えました。
なんとか花道は自力で歩いていき、インタビューにも応えていましたが、
心配な状況です。
そして、なんと高安もどうにか土俵にもどりましたが、
上がった土俵からすぐに下りられないような状態。
花道からは、やはり車いすに乗っての退出。
右太ももあたりのケガのようで、本人は「ぶちっといった」と話していたようです。
かなり心配な状況。
一方、照ノ富士は、琴奨菊の攻めに、何もできずに土俵をわりました。
初日黒星発進のカド番豪栄道は、立ち合いからいい攻めを見せて、
北勝富士を押し出しました。
結びの日馬富士は、栃ノ心を下手投げで破り、2連勝。
全体的に、心配事の多い2日目となっています。
そんな中、「今日の一番」は、
初日の取り組みで左目の上をみるみるうちに腫らした松鳳山。
2日目も腫れはひかず、凄みのある顔付になっていて、
細くなってしまった左目でよく見えているのか心配になるほどでしたが、
下がらず突っ張って前に出るいい相撲で栃煌山を寄り切りました。
凄みが出つつ、頑張っている姿が、なんともいえず、
勝手に「今日の一番」に。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる