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今日の一番 「安美錦が去年の夏場所以来の中入り後取組」 大相撲9月場所3日目

大相撲9月場所 3日目
やはり、今日から大関高安と宇良が休場となってしまいました。
これで幕ノ内の休場力士は、白鵬、稀勢の里、鶴竜の三横綱、
大関高安、碧山、宇良、佐田の海となりました。
人数も顔ぶれも、残念なことになっています。
中入り後最初の取り組みは、新入幕朝乃山と再入幕の豊山。
幕内同士での初顔合わせを朝乃山が制しました。
正代を破った貴景勝、玉鷲を破った阿武咲が勢いがあります。
御嶽海と、松鳳山の一番は、立ち合い御嶽海が突きはなして、
すぐに引き落とし。しっかり当たっているので、引き落としに効果あり。
御嶽海は初日が出ました。
豪栄道は嘉風との一番。
豪栄道が立ち合いに変わって、嘉風はばったり。
二人のいい相撲を期待していた館内はざわざわ。
そして、照ノ富士は栃ノ心との一番。
立ち合いは、栃ノ心がすぐに上手を取り有利かと思われましたが、
照ノ富士が上手を取り、相手の下手を切り、自分の体勢を作り、
寄り切りでの勝利。初日が出ました。
結びの一番は、日馬富士と琴奨菊。
手をついて一瞬先に立った日馬富士が、
受けて立った琴奨菊が前に出るのに対し、
肩をたたいて「待った」の仕草をしながら下がり、
土俵を割りました。
日馬富士が手をついて立っていたので、立ち合い成立。
「待った」は認められず、琴奨菊の勝ち。
日馬富士に土がつき、すでに上位陣の全勝は消えました。
座布団も少し飛んでいましたが、なんだかお客さんも、
座布団を投げるかどうかも微妙な雰囲気。
見ている方も、力の抜けた一番となってしまいました。
日馬富士には、明日から気を取り直して、頑張ってもらいたいものです。
さて、今日の一番は、少しマニアックでしょうか。
中入り後2番目の、十両安美錦と徳勝龍の一番。
去年の夏場所以来の、安美錦の幕ノ内での対戦。
安美錦が頭から当たり、徳勝龍が少し右に動いたところもついていき、
土俵際するりとうまく回り込んで、突き落としで勝利。
さすが、うまいです。
来月39歳になる安美錦ですが、また上に上がり、
横綱大関と当たるのが目標とのこと。すばらしい。
大銀杏は小銀杏になってはきていますが(すみません)
その目標をぜひ叶えてもらいたくて、今日の一番に・・。

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