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稀勢の里引退

先ほど稀勢の里引退報道がありました。
田子の浦親方の会見なので、
引退に至った経緯や理由、思いなどは、
本人の会見を待たねばなりませんが、
やはり残念です。
あのケガさえなければと、思う人も多いでしょう。
ケガをした力士は数多いるわけですが、
横綱はやはり成績を残し、
その地位に見合った相撲を取れなければ、
在位するわけにはいかない別格な地位。
大関以下であるならば、どんなに下位に落ちても、
土俵に上がり続けることはできるのでしょうが、
横綱はそうはいかないのは周知の事実。
年六場所ある中で、ゆっくりケガを治し、
稽古も万全に戻し、横綱としての精神を保ち・・。
それは、本当に難しいことでしょう。
威風堂々の横綱とはいえ、まだ32歳の若者。
その年齢で、大きなものを背負い、横綱を守るためには、
やはりしっかりと戻った心技体がなければ難しい。
そこに戻すためには、果たして本人一人の努力だけで
可能だったのかと、ふと思ってしまいます。
惜しいという気持ちが大きいですが、
しかたがありません。
会見での本人の言葉を待ちたいです。

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