MENU

大相撲初場所5日目2019 白鵬辛勝 鶴竜、高安は黒星 全勝は4人に。

大相撲初場所5日目
昨日まで勝ち星のなかった栃ノ心が、
右太ももの肉離れで今日から休場となってしまいました。
来場所は二度目のカド番となります。
4勝の千代の国と新入幕の矢後の一番。
千代の国が突き押しで攻め有利に見えましたが、
矢後がまわしを取って反撃。
土俵際うまくかわして引き落としで矢後の勝ち。
おもしろい相撲でした。
両者4勝1敗です。
遠藤と佐田の海の相撲も気迫がこもっていました。
序盤、もろ差しの遠藤が攻めますが、
佐田の海も両上手で応酬し土俵際まで追い詰める。
遠藤もよく残し、攻防の末、
最後は浴びせ倒しで遠藤勝って3勝目。
国技館が沸いていました。
魁聖が阿炎を押し出して5連勝。
阿炎の突っ張りにも動じず。
強いです。
4連勝の阿武咲とまだ初日の出ない嘉風。
両者低く当たった立ち合いでしたが、
阿武咲の突き押しが強烈で嘉風何もできず。
突き出しで阿武咲が5戦全勝。
嘉風は5連敗。らしくない相撲で心配です。
碧山が竜電にはたき込みで勝って4勝目。
北勝富士と琴奨菊の一番。
琴奨菊が地力を発揮し、速い攻めで押し出しの勝ち。
両者3勝2敗に。
4戦全勝の御嶽海はこれも好調の玉鷲との一番。
立ち合い玉鷲も低く当たりましたが、
御嶽海が巧く攻めて前に出ると、玉鷲は体が起きて後退。
土俵際も残せず、押し出して御嶽海勝って5連勝。
対玉鷲戦は7連勝です。
玉鷲は3勝2敗に。
昨日御嶽海に負けて1敗となった貴景勝は、
妙義龍との一番。
貴景勝が立ち合いから低く当たり、
前に出て攻めると妙義龍は何もできずに土俵際。
押し出して貴景勝が勝ち4勝目。
これで対妙義龍は5連勝。
高安は正代との一番。
高安が立ち合い当たってからのど輪、突き押しで攻めますが、
正代が下がりながらも攻めをしのぐと、
高安は体も起きてどたばた。
最後は寄り倒しで正代の勝ち。
両者2勝3敗に。
栃ノ心が今日から休場なので、松鳳山は不戦勝。
勝ち星のない豪栄道は栃煌山との一番。
今日は立ち合いから右差しで一気に前に出た豪栄道が、
一方的に寄り切ってしょにちが出ました。
栃煌山もおなじく1勝4敗。
鶴竜は逸ノ城との一番。
立ち合いから右よつ、鶴竜が少し引いてしまう。
そのあと右よつ左上手をがっちり取った逸ノ城が、
体を生かして前に出ると鶴竜は残せず。
逸ノ城は4勝目。
鶴竜は2勝3敗となりました。
結びは白鵬と、初挑戦の錦木。
立ち合い合わず、二回の待った。
3回目、立ち合いから左差しの白鵬、肩があがる錦木。
その体勢のまま前に出る白鵬に、
土俵際で小手投げの錦木。
白鵬は倒れ込み、錦木の体は土俵の外へ。
行司軍配は錦木。
しかし、3日連続の物言いに。
白鵬の足が返るのと、錦木が外に出るのと同体と見て、
取り直しとなりました。
取り直しの一番は、また呼吸合わず、
二回目の立ち合いで、当たってからいなす白鵬に、
錦木ちょっとすっぽぬけるも、向き返り前に。
白鵬が引くと錦木ついていきますが、
土俵際最後は白鵬の上手投げで、両者土俵下に。
おまけに行司さんも転落。
もつれたように見えましたが、今回は錦木が先に落ちました。
物言いはつかず、白鵬5連勝。
錦木もかなり頑張りましたが、土がつき4勝1敗。
5戦全勝が白鵬、御嶽海、阿武咲、魁聖。
4勝1敗が貴景勝、逸ノ城、錦木、碧山、矢後、千代の国。
白鵬は連日の物言い。
ということは、圧倒的に勝っているわけではなく、
毎日もつれながらも、勝利しているという状況。
明日からの中盤、どうなっていくか。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる