大相撲春場所2019　初日　鶴竜敗れる

大相撲春場所初日
平成最後の本場所、春場所が始まりました。
今場所は両横綱、三大関揃っています。
そして、両関脇の今場所の活躍はどうでしょう。
24歳の新入幕トリオの活躍も楽しみです。
千秋楽まで、休場力士が出ずに最後まで楽しみたいものです。
さて、今日の取り組み。
新入幕の大翔鵬は豊山に押し出されて敗れました。
石浦と琴恵光が激しい攻防。
とったりで石浦が勝ちました。
新入幕の照強と返り入幕の豊ノ島との一番。
立ち合い照強が巧く攻めていきましたが、
豊ノ島はよく動いてついていき、
最後ははたき込むと照強はばったりと手をつきました。
ケガで幕下まで落ちた豊ノ島が返り入幕での白星。
上がってくるまでの大変な日々を先日もテレビで見ていたので、
感慨深いものがあり、ちょっとうるうるです。
新入幕の友風は同学年の輝きとの一番。
立ち合い当たってからの素早いはたき込みで、
友風が勝って幕ノ内初の白星。
その友風が兄弟子の嘉風に力水をつけて明生との一番。
時々嘉風がする、あまり前に出ない受ける感じの立ち合い。
相手の出方を見たはたき込みで一勝目。
地元の勢は松鳳山との一番。
立ち合い少し左に動き気味の松鳳山に対して、
あっという間に攻めた勢が押し出して一勝目
玉鷲は錦木との一番。
玉鷲が立ち合いから一貫して前に出て攻め続け、
押し出して白星発進です。
いい相撲でした。
貴景勝は妙義龍を立ち合い低く当たってからの
一気の攻めで押し出し。
力強い相撲で1勝目です。
栃ノ心は大栄翔との一番。
立ち合い低く当たって前に出たのは大栄翔でしたが、
そこを突き落として栃ノ心一勝目。
豪栄道は遠藤との一番。
立ち合い、豪栄道が張り差しからもろ差し気味に
一気に前へ。遠藤は何もできず。
押し出しで白星発進。
高安は魁聖との一番。
立ち合い、高安が勝ちあげから上手を取りに。
しかし左よつ両者上手が取れないままでしたが、
じわじわと攻め、寄り切って高安の勝ち。
鶴竜は御嶽海との一番。
立ち合い当たりあって鶴竜の方が前に出たように思いましたが、
御嶽海は下がらない。鶴竜が少し引きを見せると、
すかさず攻めた御嶽海が送り出しで勝利。
鶴竜に初日、土がつきました。
結びは白鵬と北勝富士の一番。
立ち合い、右手を出して頭をつけた北勝富士でしたが、
白鵬はすぐに突き落として危なげなく一勝目。
三大関は勝ちましたが、鶴竜敗れて、
安泰とは言えない初日の土俵となりました。
千秋楽までの日々、どのように展開していくでしょうか。