大相撲春場所2019　11日目　白鵬が貴景勝を退け全勝守る　逸ノ城星一つ差で追う　2敗は5人

大相撲春場所　11日目
今日から終盤戦の土俵です。
十両は志摩ノ海が今日も勝ち10勝1敗の好成績。
1敗の荒鷲が安美錦に敗れたので、8勝3敗に。
千代丸が蒼国来に勝って8勝3敗。
志摩ノ海を星二つ差でこの二人が追います。
中入り後。
明生が昨日に引き続きいい相撲で大翔鵬に勝ち7勝目。
8勝2敗の琴奨菊は石浦を素早く押し出して9勝目。
7勝3敗同士の朝乃山と竜電。
当たってから右よつに組んだ両者。
朝乃山巻き替えてもろ差しになりましたが、
竜電の巧さが勝り、1分の攻防は竜電の寄り切り。
竜電は勝ち越しを決めました。
嘉風が阿武咲の突き押しを仕留めてはたき込み。
6日目から6連勝で勝ち越しを決めました。
阿武咲は攻めてはいるのですが、
前に落ちる相撲が多くなっていて7敗目。
9勝1敗同士の逸ノ城と碧山の一番。
立ち合いから、逸ノ城の攻めが勝ります。
碧山下から攻めますが、逸ノ城は後退せず。
最後ははたき込みで逸ノ城が勝って10勝目。
碧山は9勝2敗に。
3勝7敗同士の北勝富士と遠藤は、
遠藤が北勝富士を押し出して4勝目。
北勝富士は負け越しが決まりました。
御嶽海は大栄翔を押し出して両者5勝6敗に。
8勝2敗の高安と6勝4敗栃ノ心の大関対決は、
立ち合い踏み込んだ高安の方が低く、
すぐに右上手。栃ノ心が巻替えにいったところを
巧く攻め突き落としで高安勝って9勝目。
栃ノ心はあと2勝がなかなかです。
8勝2敗の豪栄道は千代大龍との一番。
一度待ったの後、立ち合い一瞬千代大龍の方が
踏み込んだように見えましたが、受け止めた豪栄道が前に。
そのまま攻めて千代大龍を押し出し、9勝目。
8勝2敗の鶴竜は玉鷲との一番。
一度待ったの後、立ち合い頭から当たった両者。
攻防の中、すかさず鶴竜が引き落とし。
物言いがつきましたが軍配通り鶴竜の勝ち。
鶴竜は9勝目。玉鷲7敗目となりました。
全勝の白鵬は8勝3敗貴景勝との一番。
立ち合い、貴景勝が当たっていくのを白鵬冷静にさばく。
張りての応酬、しかし白鵬が組み止めて左上手。
貴景勝、この時点で万事休す。
上手投げで高安を転がしました。
白鵬11戦全勝。
貴景勝は8勝3敗となりました。
全勝が白鵬。
10勝1敗も逸ノ城一人に。
9勝2敗が鶴竜、豪栄道、高安、碧山、琴奨菊の5人。
さて、あと4日となりました。
直接対決を含め、この後どのような星になっていくのか。