MENU

大相撲五月場所2019 6日目 全勝は鶴竜と栃ノ心。二大関相次いで敗れて3敗に。

大相撲五月場所6日目
十両は貴源治が依然全勝で単独トップのまま。
1敗で豊ノ島が続いています。
中入り後。
4勝1敗の炎鵬と矢後の一番。
仕切っているところから、あまりにも大きさの違う両者。
身長もですが、80㎏近く体重が違います。
立ち合いの攻防の後、両者離れますが、
その後炎鵬が左下手、右前まわしでもぐりこむ。
蹴返し、ひねり、いろいろ使いながら
炎鵬が最後は上手ひねりで矢後は土俵にどかり。
館内は否応なく盛り上がります。
令和初めての幕内物言い、
同体とみての取り直し、松鳳山と錦木の一番。
取り直しの一番では、一番目に攻め続けた松鳳山に疲れが見え、
錦木が一気に攻めて押し出して2勝目。
ここまで5戦全勝の朝乃山と阿武咲との一番。
立ち合いから、一気に前に攻め続けた阿武咲が
押し出しで勝って3勝目。
朝乃山は初めての黒星、5勝1敗となりました。
4勝1敗の正代は妙義龍との一番。
立ち合いから一気に攻め込んだ正代でしたが、
妙義龍は正代の引きに乗じてよく見て逆に前に出て、
押し出して勝ち2勝目。
正代は4勝2敗となりました。
4勝1敗の阿炎と宝富士との一番。
立ち合いから攻めた阿炎ですが、
宝富士の反撃の押し出しに敗れました。
両者4勝2敗に。
御嶽海と琴奨菊との一番は、
立ち合いから差して体を寄せて前に出る御嶽海に、
腕を抱えながらも、今日は何にもできない琴奨菊。
寄り切って御嶽海が勝って4勝目。
5戦全勝の栃ノ心は逸ノ城との一番。
いつもがっぷりで長くなる両者ですが、
今日も立ち合いから両者右差し。
左上手を先に取ったのは逸ノ城。
何度もの攻防はありますが、やはり右よつがっぷり。
1分以上の大相撲を制して寄り切った栃ノ心が6戦全勝。
最後は逸ノ城が、栃ノ心の気迫に根負けしたようでした。
10勝に向けて、そしてそれ以上に向けての気迫は、
今場所の栃ノ心はすごいものを感じます。
高安は玉鷲との一番。
立ち合いから激しい相撲。
玉鷲は頭から当たり、一貫して低く攻める。
突き押しは五分のようでしたが、下から攻めた玉鷲の方が、
攻めこむ力が強かった。
最後は送り出して玉鷲の勝ち。両者3勝3敗となりました。
豪栄道は千代大龍との一番。
立ち合い右を差して踏み込んだ豪栄道に、
千代大龍がタイミングよく引き落とすと、
豪栄道はあっけなく前にバッタリ。
豪栄道も6日目にして3敗です。
鶴竜は大栄翔との一番。
立ち合いから突き押しで前に出る大栄翔に、
鶴竜は土俵際ぎりぎりではたき込み。
足は俵の上で危なかったですが、
鶴竜どうにか6連勝。
6戦全勝が鶴竜、栃ノ心の二人に。
5勝1敗が朝乃山、炎鵬。
今日の鶴竜の相撲を見ると、万全の横綱相撲とは言えないので、
さて、このあと優勝の行方はどうなるか。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる