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大相撲名古屋場所2019 11日目 鶴竜11戦全勝 1敗で白鵬追う 高安今日から休場で大関不在に 安美錦は引退表明

大相撲名古屋場所 11日目
今日から終盤戦となりました。
安美錦が引退を決めました。
関取在位場所数は魁皇と並び1位対の117。
40歳まで、ケガと付き合いつつ、
最後まで、らしい相撲を見せてくれた力士でした。
安美錦の存在感はどの地位にいても健在でした。
引退は残念ではありますが、
お疲れさまでしたの思いです。
そして、今日から高安が休場となりました。
二日間、左腕はほぼ使えずの相撲、
昨日は水をつけるのにも片手。
心配な状況でしたが、やはりこれ以上
相撲を取るのは難しかったのでしょう。
ただ、4大関が全員休場になったのは、
昭和以降初めての異常事態とのこと。
やはり、土俵の締まり具合の点では、
影響があるでしょうが、仕方ありません。
さて、中入り後の取り組みから。
7勝3敗の炎鵬と6勝4敗佐田の海との一番。
立ち合いから潜り込んだ炎鵬でしたが、
佐田の海も肩越しに上手を取ったり、
炎鵬の動きによくついていきました。
両者の攻防、最後は土俵際小手投げで佐田の海。
両者7勝4敗となりました。
8勝2敗の照強は錦木との一番。
立ち合いから、頭で当たった照強。
一気の押し出しで9勝目。
錦木は負け越し。
魁聖が今日から前から痛めていた右腕の影響で休場。
阿武咲が不戦勝で6勝目。
8勝2敗の友風と7勝3敗の琴勇輝との一番。
立ち合い、琴勇輝が少し右に変わり、
友風はそれをよく見てすかさずはたき込み。
琴勇輝は足がついていかずばったり。
友風は9勝目です。
8勝2敗の妙義龍は隠岐の海との一番。
隠岐の海が巧く取って寄りきりの勝利。
妙義龍は少し引く場面もあり、劣勢に。
妙義龍8勝3敗に。
志摩ノ海と琴恵光は6勝4敗同士。
琴恵光が寄り切りで5連勝の7勝目。
筆頭同士の朝乃山と北勝富士の一番。
立ち合い頭で当たりあった後、朝乃山の一気の攻め。
寄り切りで5勝目。
北勝富士は7連勝中でしたが3敗目。
竜電と遠藤の一番。
遠藤が立ち合いから頭をつけた終始いい形で、
寄り切りでの6勝目。
竜電は新三役の場所、負け越しがきまりました。
逸ノ城が玉鷲を破り7勝目。
御嶽海と明生との一番は、
立ち合いゴツンと音がする頭での当たりあい。
明生がすぐに右上手。
左よつとなってから、互いの攻防。
見ごたえがありました。
最後は寄り切りで御嶽海が7勝目。
白鵬は今日から高安休場で不戦勝。
10勝1敗です。
結びは10戦全勝単独トップの鶴竜と琴奨菊の一番。
立ち合い頭で当たった両者。
鶴竜まわしを取りますが、
琴奨菊はかまわずにがぶり寄り。
鶴竜は土俵際まで追い詰められますが、
残す鶴竜はしっかり両まわし。
その後まわしを切っての突き倒しで、
鶴竜が全勝を守りました。
11戦全勝が鶴竜。
1敗が白鵬。
2敗が友風、照強。
残りは4日間となりました。

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