大相撲名古屋場所 11日目
通算勝ち星1位の記録更新が近くなってきた白鵬。
今日は、結びで御嶽海との一番。
白鵬は立ち合い張り差し。左よつの体勢に。
御嶽海は右上手を取り、体をうまく使って土俵際。
白鵬外掛けでしのぐものの、御嶽海が寄り切って勝ちました。
白鵬は初黒星。
座布団が乱れ飛びます。
こんなに多くの座布団が飛んだのを久々に見ました。
白鵬は、今日の大記録タイの1047勝に向けて、
少し硬さもあったのでしょうか。
御嶽海は、横綱を倒しての勝ち越しとなりました。
日馬富士は千代翔馬との一番。
立ち合いから低く攻めた日馬富士。
とったりで勝ち、8勝目。
豪栄道と宇良は初顔合わせ。
宇良は、昨日痛めたらしい右ひざに痛みがあるのか、
土俵入りやそんきょの時にも、かばうような様子。
豪栄道の一方的な相撲になり、今日は宇良らしさなく、
敗れました。膝の状態が心配です。
両者ともに6勝4敗。
高安は玉鷲との一番。
立ち合いは、高安が張り差しにいきましたが、まわし取れず。
玉鷲がおっつけて攻めると、高安はすっかり体が起きてしまい、
力を出せずに土俵を割りました。
玉鷲、うまく取りました。
これで、高安は3敗に。玉鷲は6勝目。
嘉風と正代は、立ち合い当たってから、
嘉風の左が入り、低く攻め寄り切り。
正代は負け越し。
琴奨菊と貴景勝は初顔の一番。
立ち合い、貴景勝の方が低く、土俵際までは追い込まれたものの、
はたき込んで貴景勝が勝ちました。
2敗どうし、同じ中学どうしの先輩後輩の初顔合わせ。
宝富士と阿武咲の一番は、元気よく阿武咲が勝って、
阿武咲が9勝2敗、宝富士は3敗に。
宝富士はちょっと苦笑い・・。
1敗で追う碧山は錦木との一番。
土俵際まで攻めた碧山でしたが、錦木うまく回り込んで
上手投げで錦木の勝ち。
これで、碧山は2敗に。
11日目にして、全勝はいなくなりました。
1敗は白鵬。
2敗が碧山・阿武咲の二人。
3敗は日馬富士・高安・御嶽海・栃煌山・宝富士。
十両は、豊山と朝乃山の両者が勝って2敗を守っています。
3敗で大奄美が追います。
残すところ、あと4日となりました。
今日の展開で、ますます目が離せません。
大相撲名古屋場所11日目。白鵬に土!座布団乱れ飛ぶ愛知県体育館。
2017.07.19