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大相撲五月場所2019 14日目 朝乃山初優勝!

大相撲五月場所14日目
いよいよ大詰めとなりました。
十両は琴勇輝が青狼に敗れた時点で、
貴源治の優勝が決まりました。
貴源治は優勝決定ののちも、大翔丸を寄り切って、
13勝目をあげています。
幕下優勝の貴ノ富士との双子ダブル優勝となりました。
さて中入り後。
石浦と十両の豊ノ島との一番は、
豊ノ島が勝って勝ち越しを決め、東の筆頭なので、
来場所の再入幕は確定でしょう。
石浦は9敗となり、逆に十両に落ちてしまう可能性大。
昨日痛めた太ももにテーピングをして臨んだ炎鵬と、
志摩ノ海の新入幕対決は、炎鵬潜って攻め、
いいところまでいきましたが、土俵際ぎりぎり
うまく突き落とした志摩ノ海が勝ちました。
志摩ノ海は9勝目。
炎鵬は5連敗で勝ち越しは千秋楽まで持ち越しとなりました。
6勝7敗同士の照強と松鳳山。
照強が低く攻めていきましたが土俵際の小手投げで、
松鳳山勝って7勝7敗と踏みとどまりました。
照強は残念ながら負け越しです。
大翔鵬が栃煌山を上手投げで破り9勝目。
栃煌山は残念ながら負け越し。
輝が佐田の海を一気に押し倒しで4勝目。
佐田の海は千秋楽に勝ち越しがかかります。
阿炎と明生の一番は土俵際微妙で物言いがつきましたが、
行司軍配通り阿炎が勝って、両者9勝5敗。
玉鷲が初顔の琴恵光を寄り切って10勝目。
琴恵光は勝ち越してから4連敗。
東小結の碧山が隠岐の海との一番で、
押し出しで敗れての負け越し。
隠岐の海は5勝目。
西小結の御嶽海は勝ち越しをかけた一番。相手は宝富士。
御嶽海が宝富士を危なげなく寄り切って勝ち越しを決めました。
三役を守りました。
宝富士は8勝6敗。
東関脇逸ノ城は竜電との一番。
竜電が両前まわしを取って、頭をつけたいい形となりましたが、
逸ノ城の大きな体は容易には動かない。
しかし、巧く攻めた竜電が寄り切って9勝目。
逸ノ城は4勝7敗3日の休み。
昨日鶴竜を破った高安は正代との一番。
立ち合いは高安が踏み込んだように見えましたが、
正代の引き落としにあっけなく前にばったりの高安。
正代は大関を破っての9勝目。
高安は8勝6敗です。
 
今日にも優勝決定がかかる11勝単独トップの朝乃山と、
9勝4敗豪栄道との一番。
立ち合いから右よつ左上手を取ったのは豪栄道。
しかし攻めあぐね、左上手を取った朝乃山が、
逆にがっちりといい形で攻めると、
土俵際豪栄道残ることができません。
朝乃山12勝2敗。大関相手に堂々とした相撲内容です。
豪栄道は9勝5敗となりました。
結びは昨日高安に負けて3敗となった鶴竜と、
昨日長い物言いの末に差し違いで9勝4敗の栃ノ心。
鶴竜が負ければ朝乃山の優勝が決まる。
栃ノ心は悲願の10勝がかかる。
大変な一番となりました。
立ち合い、栃ノ心が一瞬で左に変わる。
変わることはたぶん想定外だったと思われる鶴竜は、
そのまま土俵に転がりました。
一瞬のはたき込みで栃ノ心の勝利。
この一瞬の相撲で、千秋楽を待たずに、
朝乃山の初優勝が決まりました。
栃ノ心は10勝目で大関復帰を決めました。
鶴竜も10勝4敗に。
令和初めての優勝は平幕初優勝の朝乃山!
明日の取り組みは、今日の結果をすべて見てからとのことで、
現時点ではまだ決まっていません。
千秋楽トランプ大統領が観戦、表彰の予定。
受け取るのは朝乃山となりました。
取組も含め、どんな千秋楽となるのでしょう。

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