大相撲五月場所(夏場所)10日目
今日は全勝の日馬富士が、昨日稀勢の里に勝った栃煌山との一番でした。
とにかく、今場所の日馬富士の立ち合いは鋭い。
低くあたって相手の体を起こしてしまうと一気の攻め。
速い相撲で栃煌山は何もできず。
昨日痛めたらしい足の指のことなど、感じさせない強さでした。
これで10戦全勝。
明日は御嶽海との対決となります。
稀勢の里は、昨日力なく敗れてやはり左の腕と胸のケガの影響がありそう。
今日は琴奨菊との64回目の対戦。
初優勝を決めた場所、唯一敗れたのが琴奨菊戦。
今日は、立ち合いから一気に攻めたのは琴奨菊。
がぶって寄っていく琴奨菊に、稀勢の里は何もできません。
寄り切って琴奨菊の勝ち。
これで稀勢の里は3敗となりました。
明日は、関脇玉鷲戦。
身体は、千秋楽まで相撲が取り切れる状態なのでしょうか。
昨日、今日を見ていると、少し心配になります。
さて、全勝白鵬と1敗高安の対決は・・。
白鵬が立ち合い張って体を少しずらし、すぐに高安をつかまえました。
上手を取って頭をつけたのは白鵬で、高安は体が起きてしまいました。
防戦一方になり、白鵬が寄り倒しで二人とも豪快に土俵下に。
白鵬強し。全勝を守りました。
高安はこれで2敗に。
照ノ富士・豪栄道は、それぞれ嘉風・千代翔馬に勝ちました。
正代は蒼国来に、栃ノ心は大翔丸に、宇良は魁聖に勝ち、10日目勝ち越しで2敗を守っています。
これで全勝は変わらずに横綱二人、日馬富士と白鵬。
1敗がいなくなり、2敗が大関照ノ富士、関脇高安、平幕の正代、栃ノ心、宇良の5人。
11日目は、稀勢の里が玉鷲と、日馬富士が御嶽海、白鵬は豪栄道、照ノ富士は碧山、高安は栃煌山、宇良と正代は2敗対決。
十両は大混戦となっていて、竜電が3敗で単独トップではありますが、4敗が8人。
さて、どうなりますやら。
大相撲五月場所10日目 稀勢の里力出せず3敗。日馬富士・白鵬は全勝守る。高安2敗に。
2017.05.24