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井伊直虎の大河ドラマ!原作はある?実はおんな城主は男だった?

2017年となりました。
2014年の暮れに「年を越すのが難しいかも」と言われたほど、
調子を崩した柴ですが、あれから二年、
またこうして新しい年を迎えることができました。
今年もぼちぼちと、登場します。
さて、1月8日から、NHKの新しい大河ドラマが始まります。
「おんな城主 直虎」です。
一昨年、浜松に行く機会があった時に、いろいろ名所を調べるうち、
初めて井伊直虎という女城主がいたということを知りました。
そして「真田丸」のあとの大河ドラマが「おんな城主直虎」だということに気づき・・。
原作の本があれば、読んでみようかと思ったところ、これが見つからない。
大河ドラマは原作がない場合も少なくないですが。
ちなみに、脚本家は森下佳子さんです・・NHKの朝ドラ「ごちそうさん」も担当。
その後調べてみたところ、原作本はどうやら無いようです。
もともとは江戸中期に書かれた「井伊家伝記」が、
直虎を知る数少ない史料だったらしく。
これは、井伊家の菩提寺の住職が残していたとされています。
直虎が遠江国・井伊谷を治めた井伊直盛の娘で、
出家して「次郎法師」となり、直系の男子がなかったため、
父親の直盛や、許嫁であった直親の死によって、
井伊家の当主となったとされてきました。
井伊直虎に関する史料がもともと少なかったところに、
なんと昨年12月、ここにきてびっくりの「直虎は実は男であった」という史料が見つかったとの報道。
「え~!そうなの??」「どういうこと??」
浜松市でも、「出世法師直虎ちゃん」というかわいいゆるキャラがあるくらい、
女性だということを押し出していたので、
きっと、市側にとっても「驚きの新史料」なのでは・・と思います。
NHKもびっくりぽんだったとは思いますが、もともとフィクションだから・・と、
広報局は影響はないとしているようです。
年末年始の大河ドラマの宣伝番組でも、特にその点には触れない感じでした。
新しい史料の方が正しいと言い切ることもできないのかもしれません。
なんといっても、もともとの文書は350年以上も前のものですし。
新史料には、直虎の父直盛の親戚である関口氏経の息子が「井伊次郎」と名乗って領主になっていたとあり、
娘の「次郎法師」とは、別人の男性となっているようです。
本当のところは、どうなのでしょうか。二人の「次郎」・・・あ~混乱する。
どちらにしても、フィクションであり森下さんの脚本である大河ドラマは、
キャストも豪華で、興味はそそられます。
大河ドラマで女性の主人公はおもしろくない‥という人もいますが、
今回は期待していいかもしれません。
「もし、この主人公が、実は男であれば、どうだったのだろう」と想像してみるのも、
おもしろいような気がしています。
8日からが楽しみです。

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