大相撲初場所13日目。たすき反りの珍しい決まり手は誰？稀勢の里は不戦勝。

大相撲初場所13日目。
今朝のニュースで、豪栄道がケガのために今日から休場と・・。
昨日の状態でなんとなく予感はありましたが、「やはり」という感じ。
これで、二人の横綱、一人の大関が休場。
そして、二人の大関が今日で9敗。
稀勢の里の単独トップとそれに続く白鵬・・という構図がなければ、
かなりしまらない場所となっていたでしょう。
新関脇の玉鷲はしっかりと勝って、今日勝ち越しを決め、
インタビューでは目を細めての笑顔でした。
稀勢の里は、豪栄道の休場で不戦勝、12勝1敗。
結びは、不戦勝で勝ち残りの稀勢の里から力水をもらった白鵬。
琴奨菊との一戦にしっかりと勝ち、星一つ変わらず。
今日の相撲を見ると、やはり強い。
稀勢の里は、星一つ得をしたようにも思える反面、今日の解説の尾車親方が話していたように、
一日相撲を取らないと、リズムが崩れるような一面もあるとのこと。
初優勝の実現に向けて、白鵬との直接対決までは、絶対負けられないはず。
明日の逸ノ城戦、取りこぼすことはできません。
もちろん白鵬も貴ノ岩に負けられません。
上位陣不振の中、新関脇の玉鷲はしっかりと勝って、今日勝ち越しを決め、
インタビューでは目を細めての笑顔でした。
今日まで2敗の逸ノ城は、本人いわく「ちょっと固くなった」と。
千代翔馬の攻めに屈して3敗に。
平幕でもう一人、今日まで2敗の貴ノ岩と3敗の小結高安の取組は、
高安の勝ち。なかなか見ごたえがある相撲でした。
これで、貴ノ岩・高安どちらも3敗に。
今日まで3敗の蒼国来は、こちらも好調の御嶽海を破って3敗を守り、
逆に御嶽海は4敗に。
これで、3敗力士は、逸ノ城・貴ノ岩・高安・蒼国来の4人。
十両は、今日まで2敗で単独トップだった徳勝龍が、
近畿大の先輩の誉富士に敗れ、3敗に。
ゲンをかついで剃っていないヒゲは明日には剃ってくるのか、
それとも優勝が決まるまで剃らないのか、ちょっと気になります。
今日まで3敗の宇良は、「え？今どうなったの？」と一瞬びっくりした勝ち方で天風に勝利。
決まり手は、幕ノ内十両では昭和27年以来の「たすき反り」
すごい技があったものです・・知らなかった・・。
小さい体を生かして何が繰り出されるか、これからも楽しみでたまりません。
大栄翔も阿夢露に対して勢いを発揮して勝ち、3敗を守りました。
これで、3敗が徳勝龍・宇良・大栄翔の3人。
4敗は、誉富士・大奄美の2人となりました。
幕下は近畿大出身の西7枚目石橋がいい相撲で勝ち、7戦全勝で、今日優勝を決めました。
入門から6場所目。まだ髷は結えません。・・が、
来場所は新十両となりそう。
富山出身の関取は20年ぶりとのこと。
十両での活躍が期待できそうです。
初場所もあと二日となりました。
今のまま順当にいけば、千秋楽はこちらもドキドキ、力が入ることになりそうです。