大相撲名古屋場所中日8日目。白鵬全勝で単独トップに。高安と碧山1敗で追う。

大相撲名古屋場所　8日目
白鵬と碧山の二人が7戦全勝で迎えた中日。
今日は幕ノ内で5番が初顔合わせということに・・。
日馬富士は初顔合わせ輝との対戦。
立ち合いは日馬富士の方が低く当たりましたが、
輝は体の大きさを生かして、横綱を土俵際まで押し込む。
日馬富士は、すかさず左に回り込みながらまわしを取り応戦。
下手出し投げで、日馬富士の勝ち。
輝も頑張りました。
日馬富士は6連勝。2敗で白鵬を追っていきます。
全勝白鵬は宇良との初顔合わせ。
宇良が何を仕掛けてくるか、それとも横綱には仕掛けられないのか・・。
立ち合い、低くあたった宇良ですが、攻め技を出すことができない。
白鵬はよく見て、中に入れないようにさばく。
一瞬足を取りにいこうとした宇良。しかし、白鵬は落ち着いてさばき、
最後は胸を合わせ、宇良を裏返しました。
取組後「壁になれてよかった。」とのコメント。
白鵬、隙なし。強し。
全勝で勝ち越し。宇良は3敗目。
1敗で追う高安は千代翔馬との一番。
立ち合いかちあげて、左よつに。
両者、上手は取れませんが、抱えながら前に出る高安。
千代翔馬、抱えられては何もできず。
高安7勝目。
豪栄道は北勝富士との初顔合わせ。
立ち合い、頭から当たって一気に攻めた豪栄道。
北勝富士は何もできずに土俵を割りました。
速い攻めで、豪栄道は5勝目。
御嶽海と貴景勝も初顔の一番。
立ち合いから、すごい気迫で低いところから突っ張る、押す貴景勝。
御嶽海も攻めましたが、貴景勝はうまくいなして、そのまま攻め続け、
最後は土俵の外に押し倒して貴景勝の勝ち。
いやはや、あっぱれな相撲でした。
全勝の碧山と阿武咲も初顔合わせの好取組。
立ち合いから、低く攻める阿武咲。
碧山は体が伸びてしまい、そのまま勢いで前に出た阿武咲。
押し出しで阿武咲が勝ち6勝目。
碧山は7勝1敗となりました。
石浦と逸ノ城の一番で、あらためて体の大きさの違いに驚く。
その小さい石浦が、低くうまく攻めて大きな逸ノ城を上手出し投げ。
歓声がすごかったです。
全勝が白鵬一人になりました。
7勝1敗が高安と碧山。
6勝2敗が日馬富士・阿武咲・千代大龍・宝富士の4人。
十両はただ一人朝乃山が勝ちっぱなしで勝ち越し。
1敗で豊山が追っています。
中日を終えて、折り返し。
明日も白鵬に輝、日馬富士に宇良・・と、
楽しみな取り組みは続きます。
白鵬の記録達成も間近です。