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大相撲名古屋場所9日目 宇良初金星!白鵬は全勝で1045勝の記録に並ぶ。

大相撲名古屋場所 9日目
昨日中日で、白鵬が単独トップとなりました。
ここからの後半戦は、上位陣どうしが対戦していく中、
はたしてどのような展開になるのか。
二人の横綱が休場となってしまいましたが、
白鵬と日馬富士は、今場所も横綱としての責任を土俵の上で果たしているので、
二人とも、やはり偉大な横綱だと思わずにはいられません。
さてさて、今日9日目の取り組み。
全勝単独トップの白鵬は、初挑戦の輝との一番。
立ち合い、張っていった白鵬は、あぶなげなく勝利。
全勝を守りました。
記録も、今日で千代の富士の1045勝に並びました。
すばらしい。
3日目から6連勝の日馬富士は、これも初挑戦の宇良との一番。
立ち合い、両者低いあたり。
宇良が日馬富士の右腕をすぐにとり、そのままくらいつき、
なんと、とったりで宇良の勝ち。初金星です。
宇良は、なんだか信じられないような表情でもあり・・。
座布団が飛ぶ。
インタビュールームで、思わず涙の宇良。
明日も大関高安戦。
これからも、土俵を沸かせてもらいたいものです。
日馬富士は、これで3敗になりました。
豪栄道は千代翔馬との一番。
一回目の立ち合いが、手つき不十分で行司に止められた後、
二回目の立ち合いは千代翔馬が右にとんで、すかさず首投げ。
物言いがつきましたが、行司軍配通り、千代翔馬の勝ち。
豪栄道は4敗目。
1敗で白鵬を追う高安は、嘉風との一番。
立ち合い、高安はかちあげていきましたが、
巧い嘉風が左前みつを取りながら低く攻めると、
高安は体が起きてしまい、防戦一方に。
そのまま寄り切りで嘉風の勝ち。いい相撲でした。
これで、高安は2敗になり、一歩後退。
玉鷲と貴景勝も初顔の一番。
立ち合いは貴景勝が低くあたっていきました。
玉鷲はよく見てさばき、かわすと貴景勝横向きに。
そこを一気に攻めて、押し倒して玉鷲の勝ち。
昨日貴景勝に押し倒され3敗となった御嶽海と、
今場所、勝つ時の相撲が力強い琴奨菊との対戦。
今日は御嶽海が注文相撲。立ち合い変わってはたき込むと、
琴奨菊は一瞬でばったり。
館内はざわざわ。
解説の北の富士さんは「喝!」と言ってました・・。
2敗の阿武咲は立ち合いから前まわしを取り、
一気に隠岐の海を寄り切りました。すばらしい相撲です。
あと一番で勝ち越しです。
石浦が、また土俵を沸かせる巧い相撲で、
貴ノ岩を下手投げでくだし5勝目。
中日まで1敗で続く碧山は、千代の国との一番。
行司軍配は千代の国に上がりましたが、微妙なところ。
物言いがつき、千代の国の足が先に出ていて、
行司差し違いで碧山の勝ち。
自己最速の9日目で勝ち越しを決め、1敗で追います。
今日は、一横綱二大関が敗れました。
全勝は、白鵬。
1敗は碧山。
2敗は高安・阿武咲・千代大龍・宝富士の4人となっています。
十両は、全勝の朝乃山が元三役の魁聖に負けて1敗目。
豊山は豊響との一番に勝って勝ち越しを決め、
同じく1敗で並んでいます。
まだ大銀杏が結えない二人が優勝争いのトップです。
さて、明日は早10日目。
白鵬が盤石とはいえ、ここからは横綱大関の対戦もあり。
白鵬の記録も含め、毎日楽しみです。

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