今日の一番「嘉風と松鳳山の激しい相撲」　大相撲9月場所中日8日目

大相撲9月場所　中日8日目
6勝1敗の大栄翔と隠岐の海との一番。
立ち合いから踏み込んで突っ張っていった大栄翔ですが、
左よつに組み止められると隠岐の海有利。
上手投げで隠岐の海が勝ちました。
大栄翔は2敗に。
遠藤が千代丸の前まわしを取り、巧い相撲で寄り切り。
5勝目。
6勝1敗の大翔丸と豪風の一番。
立ち合い、豪風が思い切って踏み込んでいったところを、
はたき込んで大翔丸の勝ち。7勝1敗に。
5勝2敗の貴ノ岩と勢の一番。
貴ノ岩が立ち合いから低く攻め、右よつからの寄り切り。
6勝目。
5勝2敗の宝富士と逸ノ城との一番。
逸ノ城が立ち合いから攻め、右が入って寄り切り。
両者5勝3敗に。
5勝2敗の荒鷲は輝と。
立ち合い踏み込んだのは輝、突っ張って前に攻めましたが、
動きをよく見て、荒鷲が突き落とし。
荒鷲は6勝目。輝は7敗目。
貴景勝は千代翔馬に上手を取られて、不利な体勢の中、
粘り強くしのいで押し出し。5勝目。
5勝2敗の千代大龍は正代との一番。
千代大龍が立ち合いから胸であたり、引き落として、
正代はばったりと前へ。
千代大龍6勝目。正代は五分の星。
6勝1敗で活躍の阿武咲は栃ノ心との初顔の一番。
立ち合いから踏み込み、前に攻める阿武咲。
攻めている中での引き落としは効果あり。
1敗を守っています。栃ノ心は7敗目。
栃煌山と琴奨菊の一番は、立ち合いに栃煌山変化。
すくい投げで栃煌山の勝ち。2勝目。
琴奨菊は4連勝後の4連敗で五分。
北勝富士と御嶽海の一番は、
北賞富士の頭で当たる低い立ち合い、
右で前まわしを取り、速い攻め。
北勝富士の気迫が御嶽海を上回り、寄り切りで勝利。
互いに五分の星に。
嘉風と松鳳山は激しいいい相撲が見られました。
立ち合いからの突っ張りあい、両者攻め続ける。
最後は組み合って、嘉風が寄り切りで勝ちました。
勝ち名乗りでは、流血の嘉風。
両者五分の星ではありますが、内容はすばらしい。
結び前、昨日会心の相撲で6勝目の豪栄道は玉鷲との一番。
豪栄道、立ち合い張り差しの厳しい攻め。
玉鷲は何もできずに土俵を割りました。
豪栄道は2日目から7連勝。
玉鷲は3勝5敗。
結びの日馬富士は、今日から出場の碧山との一番。
立ち合い、日馬富士が低く当たりすばやい左上手。
上手出し投げで、日馬富士5勝目。
横綱の責任を果たしている日馬富士です。
ここまで、7勝1敗は豪栄道・阿武咲・大翔丸。
6勝2敗が千代大龍・貴ノ岩・荒鷲・大栄翔。
今日の一番は、嘉風と松鳳山の一番。
見ごたえのあるすばらしい相撲でした。
明日からの後半戦も楽しみです。