MENU

今日の一番「阿武咲、千代大龍にやぶれる。両者2敗で並ぶ」 大相撲9月場所 9日目

大相撲9月場所 9日目
今日から、後半戦。
十両は、今日で2敗がいなくなりました。
6勝3敗が、安美錦、琴勇輝、竜電、千代鳳、
千代ノ皇、阿炎、大成道、希善龍の8人となりました。
朝乃山が千代丸との対戦で、千代丸のつっぱりを受けながら、
下がることなく応戦し、最後まで前に出る相撲が印象的でした。
新入幕でこの相撲は、ここからが楽しみです。
6勝2敗の大栄翔と豊山の一番。
両者突っ張りあいの激しい相撲でした。
大栄翔が何度かいなすところ、豊山がしっかりついていき、
豊山が押し出しの勝利。ねばりました。
大栄翔は3敗目。
同じく6勝2敗の貴ノ岩は遠藤との一番。
攻める遠藤を、貴ノ岩が俵に足が乗った状態ではたき込み。
7勝目。
7勝1敗の大翔丸は、宝富士との一番。
立ち合いから離れて攻める大翔丸ですが、
今日は宝富士を攻め切ることができず、
押し出しで宝富士の勝ち。
大翔丸は7勝2敗に。
宝富士は6勝目。
6勝2敗の荒鷲は、勢との一番。
荒鷲が立ち合いから、左前まわしをすぐにひいたものの、
勢が右でかかえて荒鷲攻めきれず、勢が土俵際下手投げ。
荒鷲は6勝3敗に。
豪風と千代の国の相撲がおもしろかったです。
立ち合いから離れての攻防、豪風がもろ差しになり、
外掛けなど見せながら、巧い攻めで切り返しの勝利。
千代の国は悔しそう。
松鳳山が今日もいい相撲で逸ノ城をやぶりました。
両者5勝4敗。
7勝1敗で豪栄道と並ぶ阿武咲は、6勝2敗で調子のよい千代大龍と。
立ち合い千代大龍が張っていき、鋭い突っ張り。
千代大龍の気迫に阿武咲は今日は何もできず、はたき込みで敗れました。
阿武咲、千代大龍ともに7勝2敗に。
琴奨菊が栃ノ心に寄り切りで勝ち、通算600勝。
栃ノ心は負け越し。
北勝富士と栃煌山の一番は、
立ち合いは北賞富士の方が低く当たりましたが、
栃煌山が巧く攻めて、もろ差しになり、
肩すかしで勝利。
昨日、土俵を沸かせた嘉風は、玉鷲との一番。
一度呼吸が合わず、待ったの後、
立ち合い両者頭から当たり、嘉風もろ差しに。
低い体勢から寄り、玉鷲はこらえきれずに土俵を割りました。
嘉風、今日もいい相撲で、見ている者は大満足です。
御嶽海と貴景勝の一番は、
立ち合い貴景勝が低く当たり押し込んでいきましたが、
よく見ていた御嶽海が引き落としで勝利。
貴景勝は悔しそう。
両者5勝4敗に。
7勝1敗の豪栄道は、途中出場の碧山との一番。
碧山は昨日を見ても、まだ万全ではなさそうです。
立ち合い、張ってから出ていった豪栄道。
碧山が前に出るところを、突き落としで豪栄道の勝ち。
碧山は足がついていきません。
これで、豪栄道は勝ち越してカド番脱出。
単独トップとなりました。
日馬富士は正代との一番。
立ち合いから、低く当たり速い右上手。
万全の相撲で寄り切り。
今場所の一人横綱の重責を果たして4連勝で5勝目。
これで、幕内勝ち星707勝で単独6位に。
8勝1敗、豪栄道が単独トップ。
7勝2敗で続くのが、阿武咲、千代大龍、貴ノ岩、大翔丸の4人。
今日の一番・・いい相撲が多かったので迷いますが、
1敗の阿武咲を「負けまい」という気迫ではたき込んだ千代大龍。
両者7勝2敗、前頭3枚目の東と西。
ここからの活躍にも期待。
悔しそうな阿武咲の様子も印象的だったので、この一番に。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる