大相撲9月場所 12日目
十両は、昨日までの8勝3敗の竜電が負けて、
8勝4敗が4人となっています。
安美錦、琴勇輝、竜電、誉富士です。
安美錦は巧い相撲を見せて、通算出場1654歴代6位タイ。
中入り後、8勝3敗の貴ノ岩は隠岐の海との一番。
立ち合いは低くあたり、前まわしを取りにいった貴ノ岩でしたが、
隠岐の海が巧く取り、突き落としで勝利。
貴ノ岩は8勝4敗に。
同じく8勝3敗の朝乃山は、勝ち越しをかける荒鷲との一番。
立ち合いから、荒鷲右よつ左上手、
その後の攻めが速く、朝乃山は攻められません。
寄り切りで荒鷲が勝ち、両者8勝4敗。
大栄翔が勢との一番で、前に出るいい相撲で、
勢を押し出し、勝ち越しを決め8勝4敗。
阿武咲と千代の国の一番。
立ち合いから阿武咲がもろ手を差して、抱え込んで寄り切り。
千代の国は何もできず。
阿武咲は8勝4敗、勝ち越しを決めました。
8勝3敗の千代大龍は琴奨菊との一番。
突き落としで千代大龍が負けて、4敗目。
これで3敗力士がいなくなりました。
琴奨菊は勝ち越しで、同じく8勝4敗。
御嶽海は立ち合いいいあたりで、正代をはたき込みでやぶり、
星を五分にしました。勝ち越しまであと二番。
36歳嘉風と21歳貴景勝の勝ち越しをかけた一番。
立ち合いから、激しい相撲。
貴景勝の突き押しに、嘉風が土俵際まで、
もっていかれる場面もありましたが、
嘉風は貴景勝の動きをよく見ていて、はたき込み。
貴景勝はばったり。
見ごたえのある相撲でした。
嘉風は8勝4敗勝ち越し。
貴景勝は勝ち越しまであと一番。
ただ一人10勝1敗の大関豪栄道は松鳳山との一番。
二度の待ったの後の立ち合い。
松鳳山が張っていき、前に攻めるところを、
豪栄道がひいてしまい、そこを松鳳山はしっかりついていって
はたき込み。
豪栄道は10勝2敗に。
松鳳山は五分の星に。
日馬富士は玉鷲との一番。
日馬富士が一度待った。
立ち合いから、張り差し。
左が入った日馬富士が速く攻め、玉鷲何もできず。
日馬富士8勝4敗勝ち越し。
玉鷲は7敗目。
10勝2敗が豪栄道。
そして8勝4敗がなんと10人。
日馬富士、嘉風、琴奨菊、阿武咲、千代大龍、
貴ノ岩、荒鷲、大栄翔、遠藤、朝乃山。
なんとも、すごいことになっています。
やはり、これも横綱、大関陣の休場の影響なのでしょうか。
明日からの3日間。どうなるか。
今日の一番は・・。
迷いますが、やはり豪栄道が2敗となった松鳳山との一番に。
今日の一番 「松鳳山が1敗の豪栄道をやぶる」 大相撲9月場所12日目
2017.09.21