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大相撲九州場所初日 二横綱敗れ、波乱の予感。

大相撲九州場所 初日
いよいよ、今年最後の本場所が始まりました。
さて、どんな初日になったでしょう。
残念ながら、横綱鶴竜が先場所に引き続きの休場となり、
四横綱が揃うことは、今場所も叶いませんでした。
そのほか、貴ノ岩、宇良、千代鳳の3人が休場です。
宇良の土俵を沸かす相撲が見られないのは、
先場所に引き続き残念です。
さて、中入り後の取り組みは・・。
昭和以来、最年長再入幕の39歳安美錦は琴勇輝との一番。
立ち合いからもろ手突きで前に出て、左上手。
すかさず見事な上手投げで安美錦の勝ち。
久々の幕内での一勝をあげました。
先場所、新入幕で二桁勝利の朝乃山は隠岐の海との一番。
朝乃山が前に出るいい相撲で、寄り切り。
場所前に足を痛めたようですが、それを感じさせない相撲で初日。
関脇での土俵になる照ノ富士。
今場所、10勝して大関に戻りたいところです。
相手は北勝富士。
立ち合いは、体勢は照ノ富士の有利に見えましたが、
低く前に出るのは北勝富士。照ノ富士は攻められると、
こらえることができません。
押し出しで北勝富士が勝ちました。
松鳳山と嘉風の取り組みに、場内は土俵に上がるなり大声援。
毎場所、盛り上げる相撲を取り続けている両者。
しかもご当地福岡と大分出身ですから、盛り上がり方がすごい。
立ち合いから、両者相変わらずの激しい突っ張りあい。
嘉風の方が前に出て行くように見えましたが、すかさずいなした松鳳山。
嘉風は土俵際で、ばったり手をついてしまいました。
盛り上がった土俵は、松鳳山の勝ち。
大関3場所目で、カド番の高安は千代大龍との一番。
高安が立ち合いかちあげていき、うまくいなして、
引き落としの勝ち。
先場所惜しくも優勝を逃した豪栄道は、貴景勝との一番。
豪栄道の攻めに、まともに引いてしまった貴景勝はひとたまりもありません。
押し出しで豪栄道の勝ち。
休場明けの稀勢の里は、玉鷲との一番。
三度立ち合いが合わず、微妙な空気に。
四度目、立ち合いから途中までは稀勢の里が前に出たようにもみえましたが、
結局攻め切ることができない中、玉鷲が低く攻めると腰が浮いて下がってしまい、
土俵を割りました。
明日からの相撲も少し心配です。
一方、同じく休場明けの白鵬は、右よつ左上手の万全な相撲で、
琴奨菊を上手出し投げ。
力強さを感じる相撲でした。
初日の結びの一番は、日馬富士と新小結阿武咲。
先場所、この対戦で金星をあげている阿武咲ですから、
日馬富士も決して侮れません。
立ち合い頭で当たった両者。
すぐにはたき込んだ阿武咲に日馬富士は前のめりに土俵に手をつきました。
二人目の横綱に土。
早くも波乱の予感です。

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