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大相撲九州場所10日目 稀勢の里今日から休場。白鵬10連勝。

大相撲九州場所 10日目
やはり心配していた通り、稀勢の里は今日から休場。
今場所は腕のケガというよりは、全体的に覇気がない感じで、
取り終わった対戦力士が稀勢の里に重みが無いと言っていましたが、
見ている方にもそれが伝わります。
体が思うようにならなければ、強い気持ちを持つことは、
難しいと思います。
横綱に昇進した頃の心技体を、取り戻せるように、
相撲ファンは皆望んでいると思います。
さて、十両は蒼国来単独トップで9勝1敗です。
阿炎が2敗で続いています。
中入り後、安美錦が碧山に勝ち返り入幕あと一番で勝ち越し。
2敗の隠岐の海が大翔丸に勝って平幕第一号の勝ち越し。
2敗の荒鷲と遠藤の一番は、遠藤が寄り切りで勝ち、
両者7勝3敗になりました。
2敗の北勝富士は千代大龍との一番。
北勝富士はよく足が動いています。
押し出して勝ち越しを決めました。
貴景勝と松鳳山の一番は、
立ち合いから両者の突っ張りあい。
貴景勝が突っ張り勝って突き出し。7勝目です。
松鳳山はいい相撲は見られますが、星が上がらず7敗目。
2敗の玉鷲は阿武咲との一番は、
阿武咲がはたき込みで勝ちました。
玉鷲勝ち越しならず。
阿武咲は、まわしを赤にしてから好調。
嘉風がいい相撲で土俵を沸かせて栃煌山に勝ち、
星を五分に戻しました。
栃煌山頑張りましたが、9敗目。
2敗の豪栄道は御嶽海との一番。
立ち合い踏み込んだのは豪栄道でしたが、
御嶽海のはたき込みで3敗目。
御嶽海は6勝目。
3敗の高安は琴奨菊との一番。
立ち合いかちあげていった高安。
前に出る琴奨菊をで土俵際ぎりぎりはたき込み。
7勝3敗となりました。
全勝白鵬は2敗好調の逸ノ城との一番。
立ち合い張り差しにいった白鵬。
少し長くなりましたが、右よつ左上手万全の白鵬。
最後は上手投げで、重い逸ノ城がどっかりと投げられてしまいました。
白鵬10連勝。強いです。
逸ノ城は勝ち越し持ち越し。
全勝は変わらず白鵬ただ一人。
2敗は北勝富士と隠岐の海の二人だけになりました。
豪栄道と高安の大関二人は3敗で追います。
後半戦、白鵬がこのまま突っ走るのか。
5日間、見ごたえのある相撲を期待します。

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