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大相撲九州場所千秋楽2018 貴景勝初優勝 

大相撲九州場所千秋楽
今年の本場所最後の取り組みとなりました。
今日は十両から順番に。
昨日まで友風が11勝3敗、
琴勇輝、照強、豊ノ島が10勝4敗。
まず豊ノ島は旭大星に勝って11勝4敗に。
照強は千代ノ海に負けて5敗に。
そして、琴勇輝と友風の一番で、
友風が琴勇輝を押し出して12勝3敗。
新入幕での初優勝を決めました。
インタビューでも、本当にしっかりとした自分の意志が感じられて、
これからの活躍が楽しみな力士です。
序二段優勝は決定戦で光内に。
さて、中入り後。
阿武咲が豊山を押し出しで破り、11勝4敗。
勝てばの条件付きの敢闘賞を受賞しました。
豊山は5勝10敗。
琴奨菊は明生をすくい投げで破り10勝目の二桁。
明生は9勝6敗。
遠藤が立ち合いから、右前まわし早く、
粘り強く貴ノ岩を寄り切って9勝6敗。
貴ノ岩は6勝9敗に。
碧山は立ち合いから突っぱりで前に出て、
一気に嘉風を押し出しで破り11勝4敗の好成績。
嘉風は残念ながら千秋楽で負け越しとなりました。
竜電がいい攻めで大栄翔を寄り切って6勝9敗。
大栄翔は9勝6敗で終わりました。
隠岐の海が玉鷲を突き落としで破って11勝4敗の好成績。
玉鷲は9勝6敗。
正代が栃煌山を押し出して勝ち越しを決めました。
栃煌山も8勝7敗。
妙義龍と千代大龍、二度の待ったの後、
妙義龍が一気の攻めで押し出して勝ち越しを決めました。
千代大龍は負け越し。
昨日高安に敗れて12勝2敗となった貴景勝。
今日は、昨日勝ち越しを決めた錦木との一番。
立ち合い頭から低く当たっていった貴景勝ですが、
錦木も押し込み貴景勝は土俵際へ。
しかし少し引いた錦木に、すかさず前へ。
はたき込みで貴景勝13勝2敗。
優勝は高安の一番次第に。
殊勲賞、敢闘賞のダブル受賞も決めています。
錦木は8勝7敗。
そして、これより三役。
まずは、逸ノ城と輝。
立ち合いから輝が頭から当たると、逸ノ城は何もできず。
一気に押し出して輝が勝って5勝10敗。
逸ノ城は6勝9敗。三役から陥落となりそうです。
結び前、同期の栃ノ心と松鳳山の一番は大変な取り組みに。
取組始めてしまったものの、手つきが不十分と審判長の手が上がっていました。
しかし、行司も止めずに勝負がついてしまってから、やはり審判長の待った。
両者息が上がったままの、再びの立ち合い。
二度目も行司待った。この時すでに松鳳山の口元から出血。
三度目、激しい立ち合いで、松鳳山は口から血を流しながら、
右まわしを引き、出し投げ。
この時栃煌山のつま先が一瞬土俵の外に。
しかし、そのまま相撲は続いて栃ノ心が寄り切ったように終了。
物言いがつき、やはり栃ノ心の足が出ており、松鳳山上手投げの勝ち。
両者血まみれになりながらの熱戦。
松鳳山は10勝5敗。
栃ノ心は8勝7敗で終わりました。
さて、昨日貴景勝を破ってトップに並んだ高安は、
御嶽海との千秋楽結びの一番。
立ち合い両者ぶつかり合ってから、
御嶽海が左を入れて前へ出て、高安土俵際。
しかし、これを残してしばし膠着状態に。
御嶽海の方が低く、頭をつけて右手は下がりをつかんでいます。
高安は苦しい体勢。
しかし、高安は左下手、右から抱えて、御嶽海の体を起こす。
高安が右上手を取りにいきつつ前へ出るところを、
御嶽海がすかさずすくい投げ。高安は土俵にばったり。
この一瞬で貴景勝の初優勝が決まりました。
高安は12勝3敗。
御嶽海は7勝8敗で終わりました。
結果的に三横綱一大関不在になった場所でしたが、
千秋楽まで貴景勝と高安が優勝争いをし、
九州出身の力士の頑張りなど、
おもしろい場所になりました。
来年初場所は、休場力士がどのように復活するのか、
そして今場所活躍の力士がまたどんな相撲を取るのか。
楽しみに待ちたいと思います。

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