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大相撲五月場所2019 千秋楽 朝乃山優勝 トランプ大統領観戦

大相撲五月場所千秋楽
昨日、朝乃山の幕内優勝が決まっています。
入幕から11場所目、三役経験のない平幕力士の優勝。
58年ぶりとのこと。
富山出身力士の優勝は大正5年太刀山以来とのこと。
103年ぶりとのことで、富山は盛り上がっていることでしょう。
場所を通じて堅実な相撲を取ってきた結果です。
そして、今日千秋楽はトランプ大統領が観戦するとのことで、
入場するまでに一時間半などというチェック状態で、
幕内力士土俵入りに空席が目立つ状況でした。
さて、中入り後の取り組み。
千代翔馬が十両の勢を破り5勝10敗。
松鳳山と炎鵬は今日千秋楽に勝ち越しをかけます。
二回の待ったの後、激しい相撲になりました。
立ち合い張り差しの松鳳山ですが、つかまえられない。
離れて取る攻防が何度もあり、土俵際何度も残る両者。
最後は上手投げで松鳳山が勝ち越し。
炎鵬は最後は鼻から流血しながら、土俵にばったり。
負け越しが決まりました。
両者ともに、今場所の土俵を存分に盛り上げました。
阿武咲が千代丸をあっという間の押し出し。
両者勝ち越しがかかっていましたが、
阿武咲勝ち越し、千代丸負け越し。
輝が石浦を押し出して両者5勝10敗。
友風が佐田の海を押し倒して勝ち越しを決めました。
佐田の海は負け越しが決まりました。
9勝5敗同士の大翔鵬と明生。
立ち合いから、頭から当たってもろ差しの明生。
左前まわしがいい位置で、大翔鵬を寄り切り。
明生10勝5敗。大翔鵬9勝6敗。
今場所は負けが込んでしまった徳勝龍と嘉風。
徳勝龍が寄り切って4勝11敗。
嘉風は今場所本来の相撲が取れませんでした。
土俵際粘れません。こちらも4勝11敗。
新入幕の志摩ノ海は今日勝てば敢闘賞。
先輩の宝富士との一番。
志摩ノ海が立ち合いから終始低く攻めての
押し出しで10勝目。いい相撲です。敢闘賞獲得。
宝富士は8勝7敗で終わりました。
玉鷲と阿炎の一番も、勝った方が敢闘賞。
立ち合いもろ手突きでいった阿炎。
玉鷲が巧くいなして前に出たところを、
ひらりと引き落とした阿炎。
阿炎が引き落としで勝って10勝5敗。敢闘賞獲得。
玉鷲は敢闘賞は逃しましたが、10勝5敗の好成績。
千代大龍が栃煌山を突き出して6勝9敗。
栃煌山も6勝9敗。
大栄翔が照強を浴びせ倒して7勝8敗。
照強は6勝9敗。
遠藤があっという間の突き落としで7勝8敗。
矢後は今日は何もできずにばったりでした。
矢後も7勝8敗。
琴奨菊がもろ差しでがぶり、
隠岐の海を寄り切って6勝9敗。
隠岐の海は5勝10敗。
北勝富士が一気の攻めで錦木を押し出し。
錦木は少し立ち遅れたような感じ。
北勝富士は7勝8敗。
錦木は5勝10敗。
ここでトランプ大統領が入場します。
国技館はいまだかつてない状況。
優勝を決めた朝乃山と御嶽海との一番。
立ち合いから低く突き押しで攻める御嶽海に、
朝乃山は今日はからだが起きてなにもできず。
御嶽海が意地を見せた寄り切りで9勝目。
朝乃山は残念ながら千秋楽は黒星で12勝3敗。
竜電が勝てば技能賞の、碧山との一番。
両者の攻防、竜電がよく見て取り、
最後は重い碧山を力強い上手投げ。
竜電は10勝5敗、技能賞獲得。
碧山は6勝9敗。三役陥落となってしまいます。
これより三役。
逸ノ城が妙義龍をはたき込みで破り5勝7敗3休。
妙義龍は6勝9敗。
昨日大関復帰を決めた栃ノ心は高安との一番。
立ち合いから、右よつ。
高安がしっかり上手を取って攻めると、
上手の取れない栃ノ心、力が出ず。
高安が寄り切って9勝6敗。
栃ノ心は10勝5敗となりました。
千秋楽結びの一番は鶴竜と豪栄道。
鶴竜が万全な相撲で豪栄道を寄り切り。
鶴竜は11勝4敗。
豪栄道は9勝6敗。
表彰式には、朝乃山が安倍首相とトランプ大統領から、
直接トロフィーを受け取りました。
異例だらけの千秋楽でしたが、興味深く見ました。
国技館の中であんなに大勢のSPの人達を見るのも最初で最後では?
トランプ大統領に、松鳳山と炎鵬の相撲も見てもらいたかったです。
幕内優勝は朝乃山(高砂)
十両優勝は貴源治(千賀の浦)
幕下優勝は貴ノ富士(千賀の浦)
三段目優勝は白石(玉ノ井)
序二段優勝は栃神山(春日野)
序の口優勝は川渕(錣山)
三賞
殊勲賞は朝乃山(高砂)
敢闘賞は阿炎(錣山)・朝乃山(高砂)・志摩ノ海(木瀬)
技能賞は竜電(高田川)
令和元年最初の五月場所が終わりました。
いろいろなことがあった場所でした。
おもしろい相撲もたくさん見られました。
次の場所もいろいろな意味で見どころ満載となりそうな予感。
ケガをしている力士が早く治って、またいい相撲がとれますよう!

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