大相撲春場所12日目。稀勢の里12戦全勝単独トップ続く。

大相撲春場所12日目。
昨日までに、全勝は稀勢の里一人となりました。
今日の稀勢の里は、荒鷲との一番。
侮れない荒鷲でしたが、横綱が一気に攻めて寄り切り。
稀勢の里、12戦全勝で相変わらずの強さで単独トップのまま。
昨日まで1敗で追うのは、照ノ富士・高安・栃煌山の3人でした。
照ノ富士は遠藤との一番。
遠藤がうまく攻めて、あぶない場面があった照ノ富士でしたが、
最後は浴びせ倒しで照ノ富士の勝ち。
照ノ富士も、体がよく動いていて、強さが目立ちます。
高安は連日の横綱戦。日馬富士との一番。
日馬富士の低いあたり、鋭い攻めに高安は何もできず。
今日の日馬富士は、らしい相撲で、意地を見せました。
高安は2敗となりました。
栃煌山は妙義龍に寄り切られて2敗に。
3敗の鶴竜は玉鷲との一番。
玉鷲のつっぱり、攻めの速さで鶴竜後退。
一気に押し出して玉鷲の勝ち。
先場所に続き、鶴竜に勝って金星。
鶴竜はこれで4敗に。
結果、全勝が稀勢の里。
1敗が照ノ富士一人。
2敗が高安と栃煌山の二人。
3敗が日馬富士一人。
琴奨菊は今日宝富士にはたきこみで敗れ5敗。
これで大関復帰には、残り3日間すべて勝たなければならなくなりました。
厳しくなりました。
十両は、大砂嵐が3敗。
豊響・小柳・照強の3人が4敗で追っています。
明日は、いよいよ横綱対決。
日馬富士と稀勢の里。
日馬富士も今日のような相撲であれば、勝機はあるでしょう。
意地もあるでしょうから、どちらも力の入った見ごたえある勝負になるでしょう。
照ノ富士も1敗を守れば、千秋楽まで、優勝争いは続くことに。
あと3日間、楽しみが続きます。