日曜に千秋楽を終えた大相撲。
今日、帝国ホテルで関脇高安の、大関伝達式が行われました。
相撲協会からの二人の使者に対して、
「謹んでお受けいたします。
大関の名に恥じぬよう、正々堂々精進します。」
と、口上を述べていました。
平成生まれの初めての日本人大関の誕生となりました。
兄弟子の稀勢の里に
「俺みたいに噛むんじゃないぞ。」と言われていたとのことですが,
噛まなかったものの、相撲より緊張したと本人が話していました。
大きな体なのに、そこがまた、なんともかわいらしく、
やはりなんとなく熊さんのような・・・。
その後の記者会見でも、
「どんな状況でも、顔色一つ変えずに胸を張っているのが大関像」と。
上に上がるには優勝しかないということも話していて、
なんとも頼もしい限りです。
今年の春場所前から、ウォーターバッグで体幹トレーニングをしたり等、
相撲自体の稽古のほかにも、体を鍛える工夫もしていたとのこと。
努力が実って、何よりです。
稀勢の里も「こんなに嬉しいことはない。」と、
笑顔で話していて、言葉通り、本当に嬉しそうでした。
高安を大関にするのも自分のつとめだと、以前話していましたから、
一つ肩の荷がおりたのかもしれません。
おめでたいことは、皆を笑顔にしますね。
「大関高安」の名古屋場所での活躍が、今から楽しみです。
大関高安誕生。四字熟語は「正々堂々」
2017.05.31