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大相撲初場所3日目2019 稀勢の里3連敗 鶴竜と三大関も黒星 もはや波乱とは言えない状況に

大相撲初場所3日目
稀勢の里の連敗で迎える3日目。
今日はどうなるか。
千代の国が大翔丸の立ち合いの動きについていき、
押し出しで勝って3連勝。
昨日までの2日間もいい相撲で、活躍が期待できそう。
明生と豊山の初顔合わせは、明生の前に出る一気の攻めで
豊山何もできず、明生は初日が出ました。
勢と佐田の海は両者おでこに大きな手当をほどこしての取り組み。
勢は7針縫い、佐田の海はテープで止めているとのこと。
痛々しい二人の対決ですが、
しっかり立ち合い当たりあって、佐田の海が寄り切りで2勝目。
魁聖と遠藤の一番は50㎏の体重差を巧く使い、
魁聖が上手投げで3連勝。
遠藤は2勝1敗。
阿武咲が竜電を寄り切って3連勝。
元気です。
碧山が隠岐の海を圧倒して一気に押し出して3連勝。
碧山も元気です。
琴奨菊が嘉風を寄り切って勝ちましたが、
嘉風のあっけない相撲がちょっと心配です。
いつもの嘉風らしくなく…まだ初日が出ません。
正代が松鳳山を押し倒しで、
松鳳山も3連敗。
貴景勝と玉鷲の関脇2勝同士の好取組の一番は、
立ち合い頭で当たりあい、突き押しの応酬。
しかし、低く攻める貴景勝に最後は引いてしまった玉鷲。
貴景勝押し出しで勝って3連勝、玉鷲は2勝1敗。
2敗の豪栄道は、二横綱を破って2連勝の御嶽海との一番。
立ち合い豪栄道がまわしをさぐり左上手を取りましたが、
そのあと攻め急いだところに御嶽海のすくい投げをくらいました。
御嶽海は大関にも勝って3連勝。
豪栄道は初日が出ず、3連敗となってしまいました。
高安は、二大関に勝って2連勝の北勝富士との一番。
北勝富士が立ち合いからおっつけて攻め、
出てくる高安をいなすと、高安は後ろ向きに。
そのまま送り倒して北勝富士の勝ち。
三大関を破って3連勝です。
高安は1勝2敗となりました。
2連敗の栃ノ心は妙義龍との一番。
立ち合い、妙義龍が頭から低く当たり、
そのあと少し引いて、栃ノ心が前に出て有利かと思いましたが、
妙義龍がもろ差しになると、栃ノ心は残せません。
妙義龍は大関を破って初日が出ました。
栃ノ心は初日出ず、3連敗。心配です。
ここまで2連勝の白鵬は昨日稀勢の里に勝って2連勝逸ノ城との一番。
立ち合い、逸ノ城がすぐに左上手。白鵬の体は少し起きてしまいます。
前に出て攻める逸ノ城ですが、白鵬はもろ差しに。
そのあと、左上手を取って白鵬がいい形に。
しかし土俵際逸ノ城も粘って残す。
1分を越す力の入った相撲になりましたが、
最後は上手投げで白鵬勝って3連勝。
逸ノ城は2勝1敗。
これ以上負けられない気持ちであろう稀勢の里は栃煌山との一番。
立ち合いから、栃煌山がすぐにもろ差し。
稀勢の里は両腕が上がり、何もできず。
栃煌山が下手で寄ると、力なく土俵を割る稀勢の里。
本来の相撲が全く取れません。
これでは勝てない。
取組が終わった後の国技館は静まり返り、異様な雰囲気に包まれました。
それぞれの胸にある何とも表現できない複雑な気持ちが、
国技館の中にも、テレビの前で観ている人たちの中にも
漂っている感じというのか・・。
これで初日から3連敗の稀勢の里。
明日から、どうするのか。
こうなったら何敗しても取り続けてみたらどうなのか・・などと、
思ってもみたり・・。
栃煌山は金星です。
異様な国技館の雰囲気の中、結びは昨日土がついた鶴竜と初顔の錦木。
錦木は大関二人を破って2連勝。
そして、今日が初めての横綱戦。初めての結び。
立ち合いからすぐに左よつ。
鶴竜の右上手は一枚。
一気に出る錦木にあっという間に土俵際の鶴竜。
両者もつれて土俵の外へ。
軍配は錦木ですが、物言い。
しかし、軍配通り錦木勝って3連勝。
鶴竜はこれで2敗。
今日は三横綱三大関の中で勝ったのは白鵬一人。
3日間の中、大関も高安の1勝のみ。
もはや、「波乱」とは言えない状況となっています。
さて、稀勢の里の決断は?
そして、鶴竜と三大関もここからどうなるのか。
平成最後の初場所の行方はどうなるのでしょう。

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