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大相撲五月場所2019 10日目 鶴竜、栃ノ心、朝乃山そろって白星9勝目。大関も安泰。

大相撲五月場所10日目
十両は貴源治が今日も蒼国来に勝って全勝。
勝ちっぱなしでの二桁の星。
昨日まで7人いた3敗力士は3人になり、
琴勇輝、臥牙丸、翔猿が追います。
中入り後。
今日勝ち越しを目指す炎鵬はベテラン栃煌山との一番。
栃煌山が立ち合いよく見て立って、炎鵬が低く中に入っても、
慌てずに、はたき込みで勝って6勝目。
炎鵬は3敗目で今日の勝ち越しならず。
同じく7勝2敗と好調の琴恵光は阿武咲との一番。
通算4場所目で初めての勝ち越しなるか。
立ち合い右から張っていった琴恵光。
阿武咲が両手で押すのを巧くいなしての引き落とし。
琴恵光勝って、初めての嬉しい勝ち越し。
阿武咲は五分の星に。
昨日早々と勝ち越しを決めた朝乃山は正代との一番。
立ち合い左上手が取れない朝乃山は、突き押しで攻め、
正代は防戦一方の状態。
朝乃山寄り切りで勝って9勝目。正代は6勝4敗。
松鳳山と明生の相撲が激しくいい相撲でした。
当たってから、まわしの取り合い、突き押し、
両者よく動いて、はらはらどきどきの攻防戦。
最後は、明生の突き落としに松鳳山が前に倒れました。
見ごたえのあるおもしろい相撲でした。
こういう相撲が好きだ。
両者6勝4敗となりました。
友風と宝富士の一番は、行司軍配は友風に上がりましたが、
友風が落ちるのが早かったのではと物言いがつき、
行司差し違いで宝富士の勝ち。
友風が攻め込みましたが最後の一歩が出ずに、
土俵際粘った宝富士の引き落としに分があり6勝目。
玉鷲が突き落としで妙義龍を破り6勝目。
昨日不戦勝で勝ち越しを決めた栃ノ心。
あと二番を勝ち取りたいものですが、今日は御嶽海との一番。
立ち合いすぐに左の上手をがっちり取った栃ノ心。
御嶽海の攻めが全く通じませんでした。
どれだけ強いのかと思わせる左上手の威力。
あっという間の寄り切りで栃ノ心は9勝目。
御嶽海は6勝4敗。
高安は竜電との一番。
立ち合いかちあげて左を差した高安が万全な相撲で寄り切り。
高安は7勝目。竜電は6勝4敗。
豪栄道は隠岐の海との一番。
立ち合いから、少し左にまわりながらの左まわし。
突き落としで豪栄道が勝って7勝目。
隠岐の海は残念ながら負け越しとなりました。
結びは鶴竜と阿炎の一番。
立ち合いから阿炎はのど輪で攻めますが、鶴竜少し下がるものの、
阿炎は足が前に出ていきません。
鶴竜は落ち着いていて、はたき込むと阿炎はばったり。
鶴竜は9勝目。阿炎は6勝4敗。
9勝1敗が鶴竜、栃ノ心、朝乃山。
8勝2敗が琴恵光。
7勝3敗が豪栄道、高安、炎鵬。
さて、明日からはいよいよ終盤戦。
ここからは、直接対決も出てくるので星が動いていくでしょう。
優勝争いはなかなかおもしろくなりそうです。
平幕力士も侮れないいい相撲を取っています。
楽しみです。

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