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大相撲五月場所2019 11日目 朝乃山単独トップに! 鶴竜、豪栄道、高安、栃ノ心全員黒星。

大相撲五月場所11日目
終盤戦となりました。
十両は貴源治が琴勇輝に敗れて10勝1敗。
星二つ差で琴勇輝と翔猿が追っています。
10日目に勝ち越しを決めた琴恵光は、千代丸に負けて3敗目。
照強が栃煌山の足を取りに行って、寄り倒し。
照強が巧く取って5勝目。栃煌山は6勝5敗に。
炎鵬は立ち合いから低く当たったものの、
友風の中に潜り込めず今日の勝ち越しならず。
友風は5勝目。
9勝1敗の朝乃山は佐田の海との一番。
立ち合いからかちあげて一気に攻めた朝乃山、
あっという間の寄り切りで10勝目。
土俵際の足元の後先で物言いがついたものの軍配通り。
11日目で二桁、しかも素晴らしい相撲です。
明生が石浦を鋭い攻めで押し出して7勝目。
いい相撲です。
6勝4敗同士の正代と松鳳山。
激しい当たりあいの攻防でしたが、
突き落としで正代が勝って7勝目。
嘉風が志摩ノ海に押し倒しで敗れて負け越しが決まりました。
志摩ノ海は6勝目。
宝富士が阿武咲を土俵際で上手投げ。
7勝目をあげました。
阿武咲は5勝6敗。
玉鷲と千代大龍は激しい攻防の末、
玉鷲が押し倒しで勝って7勝目。
千代大龍は負け越しです。
隠岐の海と大栄翔の一番は、
隠岐の海が寄り倒しで勝ちましたが、
土俵際がかなり微妙で、物言いがついてもおかしくなかった状況。
微妙な時には、物言いをつけた方が、
すっきりすると思われた一番でした。
遠藤と御嶽海の一番は、
立ち合いから御嶽海が前に出ていきましたが、
遠藤が右前まわしを取って応戦。
横からの攻めで寄り切って遠藤4勝目。
御嶽海は6勝5敗に。
勝てば10勝で大関復帰が決まる栃ノ心は阿炎との一番。
立ち合い両手突きで攻めた阿炎は、すぐのはたき込み。
栃ノ心こらえきれず。阿炎は7勝目。
栃ノ心はあと1勝まで持ち越しの9勝2敗。
豪栄道は竜電との一番。
立ち合い当たってから左よつに。
豪栄道は左下手、竜電が右上手。
竜電がタイミングよく上手出し投げ、豪栄道ばったり。
両者7勝4敗。
高安は碧山との一番。
かちあげて立っていった高安が前に攻めていきましたが、
碧山の突き押しの逆襲に下がる高安。
押し出しで碧山が勝って5勝目。
大関は揃って7勝4敗となっています。
9勝1敗の鶴竜は妙義龍との一番。
立ち合いから鶴竜が踏み込んで前に。
鶴竜有利と思われたところで引く鶴竜に、
しっかりとついていった妙義龍。
押し出して妙義龍4つ目の金星で4勝目。
鶴竜は自身の引きでかなり手痛い2敗目。
今場所二回目の座布団が舞う国技館。
さてさて、上位陣総崩れともいえる11日目となりました。
10勝1敗が朝乃山一人となりました。
9勝2敗で鶴竜と栃ノ心が続きます。
8勝3敗も大関が相次いで敗れたため琴恵光一人。
勝ち越しているのは、この4人のみです。
優勝争いももちろんですが、
今場所の終着点はどのようになるのか、
予想が難しくなってきています。

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