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大相撲名古屋場所千秋楽 白鵬が日馬富士を破り優勝!

大相撲名古屋場所 千秋楽
幕ノ内も十両も千秋楽まで優勝決定が持ち越されました。
まずは2敗の碧山と、嘉風との一番。
碧山の右かちあげが効いて、低く攻める嘉風を速攻ではたき込み。
13勝2敗の素晴らしい成績とともに、白鵬の優勝を結びまで持ち越しとしました。
今場所の立役者です。そして碧山は敢闘賞受賞。
嘉風は今日勝てば技能賞だったのですが、逃して9勝6敗。
でも、十分に15日間盛り上げてくれました。
そして、千秋楽結び横綱対戦、白鵬と日馬富士。
これまでの対戦成績は白鵬の35勝21敗。
立ち合い、白鵬が手を出しながら少し変化し上手を取り、
がっぷり胸を合わせ、両者力の入った相撲となりました。
胸を合わせたら、やはり今場所白鵬の方が力が上回り、
寄り倒しで白鵬が勝ち、14勝1敗で39回目の優勝を決めました。
日馬富士は11勝4敗となりました。
4連敗中の高安と、勝ち越しをかける豪栄道の大関対戦。
高安が突き押しで前に出て、はたき込みで勝ち。
9勝6敗となりました。
豪栄道は残念ながら負け越して、来場所はカド番となります。
今日勝ち越しのかかる玉鷲と、昨日まで11勝をあげている栃煌山の一番。
立ち合いのあたりは互角に見えますが、栃煌山に比べて腰が高い玉鷲。
低く前に出る栃煌山が攻めて押し出し、12勝目。
玉鷲は負け越しです。
殊勲賞の決まった御嶽海は、今日勝てば敢闘賞の阿武咲と初顔の一番。
御嶽海が素晴らしい立ち合いで、阿武咲は何もできず。
押し出しで御嶽海の勝ち。白鵬に勝っての9勝6敗です。
阿武咲は敢闘賞は逃しましたが、二桁の10勝5敗はたいしたものです。
北勝富士は勝てば敢闘賞でしたが、今日は琴奨菊の攻めに完敗。
三賞を逃して8勝7敗に終わりましたが、健闘したと思います。
琴奨菊は7勝8敗となりました。
貴景勝は今日大翔丸に勝ち、成績は5勝10敗に終わりましたが、
今場所もいい相撲で、存在感がありました。
千代大龍が栃ノ心をはたき込んで破り、二桁の勝ち星。
栃ノ心も健闘し9勝6敗。
宇良と千代の国の初顔の一番。
宇良が立ち合いから低く攻めるので、
千代の国の突き押しがなかなかヒットせず、
はたき込みで宇良の勝ち。
膝を痛めながら、千秋楽勝って7勝8敗。
が、初金星をあげて健闘しました。
千代の国は8勝7敗。
松鳳山が今日も巧い相撲で宝富士を破り、10勝5敗と二桁。
素晴らしい相撲が多かったです。
宝富士は9勝6敗。
十両は、本割で朝乃山が大奄美に敗れて、両者11勝4敗に。
豊山が琴恵光に勝って11勝。
魁聖は竜電に敗れ、10勝5敗。
この結果で、朝乃山、豊山、大奄美の3人で優勝決定戦に。
巴戦は、まず大奄美と豊山の対戦。
大奄美がはたき込んで勝ち、勝った大奄美と朝乃山との対戦。
大奄美が下手投げで朝乃山を破り2連勝して巴戦を制しました。
十両以下の優勝者は
十両 大奄美
幕下 矢後
三段目 福轟力
序二段 炎鵬
序の口 友風
三賞は殊勲賞が御嶽海
敢闘賞が碧山
技能賞は該当者なし
となりました。
技能賞を取ってもおかしくない力士はいたように思いますが、
なかなか三賞も厳しいです。
今場所は、2横綱1大関の休場でどうなるかと思ったところもありましたが、
白鵬の記録、そして日馬富士の頑張りで、両横綱が引き締め、
若手力士の活躍など、最後まで興味深く見続けることができました。
今場所休場した力士や、ケガをして取っていた力士も、
万全な状態でもどってきてもらって、
不安なく、力と力のぶつかり合いを観たいなと思います。
今から、また九月が楽しみです。

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