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柴の持病

現在の柴には持病がありますが、日々穏やかに暮らしています。
最初に症状に気づいたのは、おしっこの色。
尿検査の結果、多少の潜血反応と菌が出て、膀胱炎ではないかと。
薬を飲みながら、様子を見ていましたが、
菌はなくなっても、潜血あり。
そのうちに、散歩や家でする最後の方の少しばかりのおしっこが、
見た目にもわかる赤い色に。
超音波検査の結果、膀胱になんらかの突起物があることが判明。
悪性の腫瘍か良性のポリープか、しっかり確認するには
さらなる検査が必要です。
が、その時点で貧血もあったため、
身体にあまり負担をかける検査はかえって寿命を縮める可能性も。
膀胱の腫瘍に効果のある薬(今回の柴に効くかは不明でしたが)
を処方してもらい、
定期的に超音波で確認しながら、様子をみることに。
その後、血尿はおさまりましたが、膀胱の腫瘍的なものは、
小さくなるわけでもなく、そのまま。
手術をして取ってしまうことが、
どちらにしても完治にはなるかもしれませんが、
膀胱の手術は、貧血の高齢犬にとっては、非常に負担。
全身麻酔自体が、危険を伴う可能性もあり。
良性のポリープだとすれば、危険を伴う手術をすることは避けたい。
検査のたびに、何度もドクターと話し合いました。
しばらく薬を飲み続け、腫瘍への効果を期待。
血尿はなくなったまま、定期的な超音波でも、さほど変化はなく、
(多少の大きさの変化、形状の変化はあり)
尿検査で菌が少しでも出れば、どの抗生剤がその菌をやっつけられるか、
もっと詳しい検査をしてもらい、それにあった薬を処方してもらう。
こんなことをしていった結果、現在に至る。
もともとの貧血は多少あるものの、
今現在、散歩と食事以外はすやすや寝ている時間がほとんどですが、
階段の昇り降りもでき、美味しそうに食べ、
おやつも欲しがり、穏やかに過ごしています。
ドクターもいろいろ考えてくださり、飼い主と思いを共有してくれて、
負担のかからない必要な検査はできるだけして病気を把握。
これが、柴にとっては良い結果になったようです。
が、もし、悪性のものであれば、話は違っていたはずです。
良かれと思う判断は、人間が決めるわけで・・重いものです。
穏やかな日が続きますように。

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