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朝ドラ「ひよっこ」オープニング、ミニチュアの世界

4月から始まったNHKの朝ドラ「ひよっこ」
そのオープニングの映像(タイトルバック)が不思議+とてもかわいく、
どうやって作っているのだろう・・と家族で話題になっていました。
ミニチュアの世界なのですが、思わず目を凝らしてしまいます。
畳のヘリを道に見立てて走る自転車やバス、畳で農作業をする人。
なんともいえない郷愁を誘う。
他には、靴ブラシで稲刈りをする人たち。
ブラシ部分を稲の穂に見立てています。
昔の洗濯機の、水を切るローラー部分(・・に見える。といっても、50代より若い人はなんのことかわからないかも)
の上で釣り糸を垂らす人。
綺麗なガラス瓶やグラスが夜の街の建物になっていたり、
タイプライターの上で聖火ランナーを応援する観衆もあり。
そろばんでできた団地が、これまたなんともいい雰囲気。
その他、牛乳瓶やお酒の瓶やらいろいろなものが、ビルなどの建物になっています。
この日常に見かける物の中に入り込んだ人や車。
これが、本物のように動く映像。
毎日、飽きずに見入ってしまいます。
ここはやはり調べてみたくなっちゃいます。
制作したのは、映画監督・CGアニメーターの森江康太氏とミニチュア写真家の田中達也氏とのこと。
ミニチュア写真家の田中達也氏のホームページにいってみると・・
2011年4月から、毎日一つ「ミニチュアカレンダー」として、
画像をアップされています。
ちなみに、今日4月12日は、オクラのロケット。オクラの小口切りは星になっておりました。
宇宙飛行士2名登場。
日めくりカレンダーのようになっているとのことで、
毎日アップされる、日用品とジオラマ用の人形で作られた写真は、
どれもこれも楽しくて、全部見て見たくなってしまいます。
しかも、添えられている一言がまたおもしろい。
写真を見ながら「クスっ」と笑えます。
この写真に、森江氏のCGアニメーターとしての技術が加わり、
あの動くミニチュアの世界になっていたのでした。
「ひよっこ」をご覧になっていない方も、
このタイトルバックは一見の価値ありです。
ちなみに、流れる主題歌は桑田佳祐氏「若い広場」です。

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