ずっと書けなかった柴のこと。
柴の話が出なくなってから久しくなります。
昨年のある日のこと、その日もどうにか散歩にも行き、
朝も少なめですが食べ・・。
でも、急に痙攣発作に襲われて、その日から数日間、
クリニックの先生も夜中まで診療に応じてくださり、
家族も皆集まりました。
何年か前から持病がいくつかあっても、そのたびの対処でコントロールし、
老犬の所作にはなりましたが、最後までどうにか散歩もできるほど、
元気に過ごせていました。
その数日もさほど苦しむことはなく、最後は眠るように旅立っていきました。
赤ちゃんの時に五分五分といわれた命でしたが、
15歳まで我が家の家族でいてくれたことに感謝。
思い出は語りつくせません。
このことをここに書くことが、長い間できませんでした。
その数日のできごとだけでも、本当におりこうさんの柴で、
濃縮された最後の日々でしたが、15年と少しの年月のすべては、
今となっては心の中の宝物にしておきたい気持ちです。
ブログが「しばの呟き」なのですから、
心に生きている柴のことを温かく思い出しながら、
また、日々の出来事を綴っていかれたらと思っています。
こうして書くことで、なんだか柴がそばにいるような、
遠くで見てくれているような、温かい気持ちになれました。
誰かが読んでくれているかどうかではなく、
文章にして書くことは大事なことなのだなと思いました。
やっと、そんなふうに思えるようになったのかもしれません。
柴のこと
2018.09.08